「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年6月28日水曜日
星空が届く
もう40年以上前のことである。
渋谷駅前の東急文化会館のプラネタリムに入ったら中学生でいっぱい。
どうやら理科か何かの学習授業らしかった。
プラネタリウムの館員が現れ、「はい、だんだん暮れてきました」
といって照明を落とし始めた。
「星もまばたきはじめました」と言うと、天井部に星がいくつか、
どんどん暗くしていくと満天の星に。
そこで鑑賞していた生徒の一人が「東京じゃ、こんなに星は見えねえよ」
館員は照明を明るくし星の数を減らし「これくらいは見えます」
と断言する姿に大笑いしたものだった。
あれから、月日は流れたが、東京の空で星はどれほど見られるのだろうか。
一方、長野県飯田市のしらびそ高原には、多摩川精機製のATRASと呼ばれる
高感度カメラシステムが据えられている。
ATRASでは水平方向に360度と仰角が自動で切り替わる。
降りそそぐような星空はもちろん、天気や残雪の様子も確認できる。
せっかくの魅力的な映像だから、録画した映像を教育に活用して
もらおうと市教委へ提案し配信することになった。
また、ATRASそのものも観光利用向けに販売していくという。
http://atl.tamagawa-seiki.com/
ATRASシリーズ
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