<PR>スピーチ原稿作成サイト話王Open!

<PR>スピーチ原稿作成サイト話王Open!
<PR>えっ、スピーチ?うわっ、困った…そんなお悩みをスッキリ!

2016年6月30日木曜日

この道はいつか「せこ道」



キラキラしたまぶしいほどの輝きはないけれど、掃除が行き届いていて
四季折々に花々が目を楽しませてくれる通りを見かけることがある。

その通り沿いに暮らす人たちの心が伝わってくるような家並みだ。


愛知県半田市亀崎地区には、家々を縫うように(せこ道)が延びている。
せこ道とは生活の道という意味である。

このせこ道を「見せるせこ道」として活用しようと、
およそ300mの道沿いに案内看板を設置したり、プランターを置くなど、
だれもが気軽に散策を楽しめるよう整備を進めている。

せこ道はなだらかな坂になっていて、「亀崎の尾道」との愛称もある。

NPO法人亀崎まちおこしの会が取組んでいる空き家対策事業の一環だが、
魅力的なせこ道を印象づけ、多くの人に愛着をいだいてもらおうという趣旨だ。


全国チェーンの画一的なお店が並び、個性を失いつつある地方にあって、
昔から親しまれてきた通りや町並みを維持していくことは大変だが、
力を合わせ知恵を絞っていけば、後世の人が誇りに思うインフラに
なっていくと思いたい。

https://www.facebook.com/kamezaki.akiya/
亀崎空家再生プロジェクト

2016年6月29日水曜日

奈良時代のサウナ



聖武天皇の夫人である光明皇后は、自らの財を投じて薬草を集め、
施薬院をおいて病める人たちに薬を施した。

また、貧困にあえいでいる民のために悲田院という施設を造った。


さらに、「からぶろ」という今でいうサウナのような風呂をつくって、
人々の健康を願った。

この「からぶろ」は奈良市法華寺町の法華寺に残っていて、
往時の風情を体感する施浴体験会が行われた。

ふだんは、からぶろの外観だけが公開されていて、ふろに入れないが、
この日だけは50人ほどが参加し浴室内で体をやすめた。


からぶろの仕組みは、床下に釜があり、ここで水を沸かすと、
スノコ状の床を通して蒸気が浴室に充満するというものだ。

浴室には茶室のにじり口みたいなところを四つん這いで入っていく。
木造の建物が熱や蒸気を適度に吸収するからか、温度も湿度も
ちょうどいい感じだとか。


時代を超えて、光明皇后の思いが湯気の中から伝わってくるのだろうか。

http://www.nara-np.co.jp/20160620091105.html
往時の風情に汗流す

2016年6月28日火曜日

沖縄で寄席を楽しむ



落語というと江戸か上方というイメージが強く、寄席も圧倒的に多い。
地方だと有名な落語家が年に一回か二回、文化センターのような所で
高座に上がるくらいのものだ。


今月11日、沖縄県南風原町本部の古民家で寄席が初めて開催された。
企画したのは南風原町観光協会で、昨年12月と今年1月にも、
町内で落語のイベントを開催している。

当日は桂伸三さん、笑福亭羽光さん、春風亭柳若さんが高座に上がって
軽妙な語りで笑いをとった。

聴衆の反応も良く、観光協会では落語を町おこしの取っ掛かりにできないかと
あれこれとアイデアを練っている。


文化というのは基本的に発祥の地を中心に広がっていく傾向があるが、
ある時偶然に関係のない土地に文化の花が開くことがあるかもしれない。

実際、沖縄ではなじみの薄い落語だったが、こうした企画を通して、
古民家寄席がどんどん増えていくかもしれない。


「なじみがないからやらないではなく、まずやってみる。」

町おこしには大切なキーワードである。

http://this.kiji.is/117716502271378941?c=75768590128873475
古民家寄席が好評

2016年6月27日月曜日

拝啓、丸型ポストくん



電子メールはじめ実際の紙ではなく電子の紙やボードの上に活字が並んで、
ビジネスや暮らしのシーンでせわしなく飛び交う。

それでも、地方を歩いていると帽子をかぶったような丸型のポストに出会う。
丸型のポストの多くは赤だが、近年幸せの黄色いポストだとか、
犬吠岬には灯台の色と合わせた白のポストがたたずんでいるという。


こうした丸形ポストで地域の振興を図ろうと、先日島根県松江市で
「全国丸型ポストサミット」が開催された。

全国22市町村から44人が参加し、丸型ポストの活用事例の報告や、
今後いかに活用して手紙文化の振興を図るかなどが協議された。


しかし、ここでいう手紙文化というのは何なのだろう?
日本人は和紙に筆で手紙をしたため云々といったことなのだろうか。

黄色や白やピンクに塗り替えられた丸型ポストが観光にひと役買っていると
持ち上げ、一方で手紙文化を伝えていきたい…なんか矛盾しているような。

色を変えただけで観光客の人気になるようであれば、
音声で地域を案内してくれる丸型ポストがあってもいい。

http://by-s.me/article/214580046602803566
丸型ポスト勢揃い

2016年6月24日金曜日

映像の時代



「映像は人間の罪と勇気を照らしだす」
NHKスペシャル『映像の世紀』のキャッチフレーズである。

ムービーカメラが発明されて100年余りが過ぎ、地球内外を問わず
いろんな場所で、いろんな人が、いろんな映像を残してきた。

その営みは、容赦なく人間の罪と勇気を明らかにしてくれるということか。


大正7年(1918)、富山県を中心に起きた米騒動は再来年で100年を迎える。
最初の米騒動は、富山県の魚津港で起こった。

7月22日の夜、北海道に米を運ぶための伊吹丸が寄航。
魚津町の主婦らが、伊吹丸に米の積み込みをしていた倉庫の前に集まり、
船への積み込みを中止して住民に販売するよう嘆願をした…

ということであるが、ほぼ100年経った今、騒動の実態を再現し、
ことの真相を映像にしたらどうなるのだろう?

そんな100年前の罪と勇気を明らかにしようと、
魚津の高校生たちが映画製作にチャレンジしている。

NPO法人米蔵の会が米騒動に関する映画製作を発表し、
市内の高校生や関係者がゆかりの場所を取材しながら映像にしていく。

活字では伝えきれない米騒動の真実を映像で伝えたい、ということだが、
果たしてどんな作品になるのか楽しみである。

http://www.jphistoryrd.com/tai/kome.html
米騒動

2016年6月23日木曜日

減らすで、暮らす


身のまわりを見ますと、使わないものがたくさんある。
いつかは使うだろうと思って捨てきれないでいるが、いつかはないのだ。

捨てきれなければ、買う際に先を見通して買えばものは少なくて済む。

高知で暮らしている宮岡康平さんは8畳のワンルームの部屋に
マットレスと寝袋を使った簡易ソファひとつ、家具は一つもない。

机も小さなものがひとつで、そこでパソコン作業を行い食事をとる。
食事も炊飯からおかずまで全て電子レンジでできるものでガスは使わない。

洋服類も7着くらいで、フルシーズンそれでまかなう。

いわゆる最低限の持ち物で暮らす「ミニマリスト(最小限主義者)」である。

必需品はパソコンとスマホ。とりわけ、情報収集から通話、メール、メモや
読書など多様な使い方ができ場所をとらないスマホはミニマリスト必携。

シンプルライフという言葉はかなり昔からあるが、
たえずモノの中であくせく暮らす風景は昔から変わらない。

http://news.mynavi.jp/articles/2015/08/19/minimalist/
ミニマリスト

2016年6月21日火曜日

天の虫と書いて蚕



「蚕種製造」…初めて聞く言葉で、何のことだろうと思った。
蚕に関するものだということはわかるが、要は蚕の卵をつくる仕事なのだ。


牛や豚と同じように、蚕もすぐれた親からすぐれた特徴をもった子が生まれる。
すぐれたとは、質のいい生糸を吐いてくれるといったことであろう。

一般に飼育されている蚕は普通蚕と呼ばれ、生糸を生産するだけ。
それに対して原蚕というのがいて、これは普通蚕の親になる蚕だ。

この原蚕を交配することによって、すぐれた特徴が普通蚕に遺伝していく。

こうした原蚕を飼育し、卵を産ませ、その卵が伝染病などをもっていないか検査し、
もっていなければ孵化させ、規格に合わせて出荷していく。

蚕種製造では蚕の品種改良、それに蛾の卵を生みつけた和紙(蚕種紙)を製造し
養蚕農家へ販売していた。


京都の丹後半島では、戦前まで多くの養蚕農家があったが、
蚕種の仕入れの経路についてはほとんどわかっていない。

このたび丹後地方出身の女性が、曽祖父が営んでいた蚕種製造業の看板を
宮津市の府立丹後郷土資料館へ寄贈することを決めた。

資料館側も蚕種製造の歴史などが明らかになればと期待する。

http://www.kougensha.com/project/production/
蚕種製造の工程

2016年6月20日月曜日

ストレス開放度



人間はできることなら、何のストレスもなく楽しく愉快に毎日を過ごしたい。

ところが、経済的な問題、社会的な問題等でなにかと不平・不満がたまり、
それがストレスとなって病を患ったり、事故を起こしたりする。

ストレスのない社会をと簡単に言うものの、現実はなかなかむずかしい。


先般、民間の調査会社が都道府県別のストレス開放度調査を行った。
結果、福井県の女性はストレス開放度が全国43位で、
ストレスがほとんどないという人が全国に比べ極端に少なかった。

高ストレス指数では97,6で、兼業主婦、未婚の有職者、専業主婦ともに
90ポイントを超えているという結果に。


一方、ストレス開放度が最も高かったのは鳥取県で、両者の違いについて、
「家庭環境のストレスを重圧と捉えるか、受け流して過ごせるかの
 県民性の差ではないか」と担当者は推測する。

環境が人の性格を形づくるというのはままあるが、
県民性という伝家の宝刀で切られると、イマイチもどかしいところがある。

http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000018482.html
「ストレスオフ(ストレス指数の低い)都道府県ランキング」

2016年6月16日木曜日

じっとしていても…



先日、山形県西村山郡朝日町椹平(くぬぎだいら)の棚田のことを書いた。
今日は、京都府福知山市大江町毛原地区の棚田の話である。

毛原地区には大小600の棚田が広がり、自然の観光資源を活かそうと、
20年前から田植え体験ツアーやオーナー制度などに取り組んできた。
しかし、地区内での高齢化が進み、住民の半数以上が65才以上の限界集落に。


そこで、この美しい棚田を後世に残すにはもっとシビアな活性化策を、
ということになり、「毛原の棚田ワンダービレッジプロジェクト」を発足させた。

どんな内容かというと、まず内部の結束強化が意思統一が第一ということで
「むやみな成長を求めない」などの住民憲章を制定した。

そして、都市部からの移住を促すための10年計画を策定した。
1年目は地元産タケノコや米を使ったブランド産品づくりとともに、
加工施設を造るためにクラウドファウンディングを活用する。


従来の田植え体験に加え、手作り市やピザ窯づくりなどによって、
入込客を増やし毛原ファンを増やし、先々は定住してもらう。

具体的な数字として3年後に1家族の移住と、5年後には移住者が生計を
立てることができるビジネスモデルの確率をめざしていく。

早速、誘客のためのポスターやマップを作って、京阪神の駅や観光案内所
などでのPRを試みるという。

http://www.city.fukuchiyama.kyoto.jp/fukuchiyamaisanWEB/tanada/kehara.htm
毛原の棚田

2016年6月15日水曜日

多種多彩な野菜を狩る



イチゴ狩り、タケノコ狩り、ぶどう狩りなど、できたてを狩る楽しさは、
育てた人には申し訳ないが楽しいものがある。


山梨県大月市の農業法人「野草のさと・大月加工センター企業組合」では
遊休農地にレタス、ラディッシュ、プリティー大根など5種類の野菜を植えた。

これにエンドウマメ、タマネギ、サラダニンジン、小ナス、カモミールの花
などを加え、小箱いっぱい詰める「サラダ狩り」なるものを始めた。


単品ではなく、サラダに使う野菜類を好みに応じて詰めるとあって、
先月の29日には大型観光バスが2台乗りつけ60人ほどがサラダ狩りを楽しんだ。

参加者の中には、一度にこれだけの野菜を収穫できる体験は貴重と満足気。

遊休農地を活用して首都圏から観光客を呼びこむ活性化策だが、
6月下旬以降は野菜の数がさらに増え、来場客も増えるものと期待が高まる。


スーパーマーケット等で、ジャガイモ、ニンジン、タマネギをパックにし、
カレーセットとして販売しているが、多種多様な農産品がとれる地域では、
カレー狩り、寄せ鍋狩り、ピザ狩りなどオモシロイ企画ができそうだ。

http://tsu-suke.jp/news/4761
「サラダ狩り」人気集める

2016年6月14日火曜日

こんな助成、いいね!



鹿児島県長島町に絶景をのぞめる展望台がある。
針尾公園というが、ここは景色だけではもったいない。

ぜひとも展望台に設置されたトイレを利用していただきたい。

その感想は省くとして、トイレの良し悪しは旅の楽しさを大きく左右する。
旅先だけではなく、お店や一企業だってトイレのイメージは大事だ。

滋賀県守山市では市内の中小企業を対象にトイレ改修費の3分の1を、
市の方で助成する制度を設けた。上限は50万円までである。

ただし、改修後にだれでも使えるように開放することが条件で、
改修後は専用ステッカーを貼って来店者にアピールする必要がある。

美しく衛生的なトイレで産業の活性化を図ろうという取り組みだ。

また、同県彦根市では観光客向けにタクシー代を助成する実験事業を行う。
市内にある26宿泊施設の観光客が、夢京橋キャッスルロードと
四番町スクエアにある26の飲食店を利用した場合、往復1000円を助成。

この秋から実験的に2ヶ月間行い、効果があれば事業化を検討する。

http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20160531-OYTNT50096.html
街づくり、ユニーク助成

2016年6月13日月曜日

昔から守ってきた



湧水百選とか日本の道百選といった具合に、名だたる場所を100セレクトする。
いわゆるベスト100という栄誉を与えて、意識づけを行うという手法だ。

しかし、それはあくまでも選ぶ側の人の目線とモノサシで決めたもので、
実際にその地域の人たちが名誉なことだと思っているとは限らない。


最上川沿いに車を走らせ、県道9号から山の方へ入り坂を登って行くと、
いきなり視界が開け、眼下に棚田がひろがる。

山形県西村山郡朝日町椹平(くぬぎだいら)の棚田である。
田植えの季節を迎え、棚田いっぱいに水が張ってありキラキラと輝いている。

週末には、多くのカメラマンが訪れるという。


椹平の棚田保全会会長の志藤勝幸さんは「山の中だから段差で場所をつくる
しかない。狭いから、自分の家で食べる程度の収穫量だよ」と語る。

ここの棚田は農家20人ほどで手を入れ、収穫量は10aあたり500~550kg。
平地に比べると100kgほど少ないという。

収量が少ない上に手間もかかるが、棚田での営農に一切の妥協はない。
手間をかけ、水路を管理し、生産性を高め、新たな販路の開拓に余念がない。


「昔から守ってきた土地」…犯してはならない不文律がある。

http://asahimachi-kanko.jp/detail/?no=9465
椹平の棚田

2016年6月10日金曜日

大法螺、吹いちゃえ!



青森県大鰐町は津軽半島の南端にある人口1万1000人ほどの町である。

大鰐の地名は、はるか昔、大きな阿弥陀如来像があることから大阿弥陀と呼ばれ、
大阿子(おおあね)となり、室町時代を経て大安国寺(おおあに)と変化し、
大浦為信の津軽統一以降は現在の「大鰐」と呼ばれるようになったという。


この大鰐町で今月4日「万国ホラ吹き大会」が開催された。今年で21回めだそうだ。

なぜホラ吹き大会なのかというと、町内に「石の塔」と呼ばれる24mの巨石があり、
「石の塔見ねうぢ、でっけーごと、しゃべらいねぞ(石の塔を見ないで大きなこと
 は言えない)」との言い伝えが残っていて、それにちなんで大会が始まった。

大会出場者は、まず石の塔に参詣し「大法螺吹免許証」なるものを取得し、
町内の交流センター「鰐カム」で大会に臨む。

「温泉を利用した世界最大級のワニ養殖場を大鰐につくる。
 東京五輪に合わせ、世界ワニ料理選手権を開く」

などなど大法螺が吹かれ、会場は大きな笑いの渦につつまれた。


そういえば、大鰐町には大きな鰐がいっぱい棲んでいたと正史に残っている。
(というのも大法螺だが…)

http://www.town.owani.lg.jp/index.cfm/8,1914,34,163,html
万国ホラ吹き大会

2016年6月8日水曜日

本、そして酒



ウィスキーをちびちび飲りながらミステリーを読む、なんて格好いい。

キャスターのついた木製の棚が運ばれてきて、棚を開くと本が並び、
上の棚にはウィスキーやリキュールなどが並んでいる。

この移動式バーは「Bar Book Box」と名付けられていて、
移動式バーのマスターは豊島淳子さんという女性だ。

豊島さんは小さい頃から本大好き少女で、道を歩くときも本を読んでいた。
酒の知識は格好良さそうと東京・上野のバーでバーテンダーとして修行、
帰郷後、新潟県内の酒造会社に就職して商品開発などに携わった。


そして、2011年から「Bar Book Box」を開店して、雑貨店や喫茶店、
あるいはイベント会場等で親しまれている。

イベントの場合は、そのイベント内容に合わせた本を並べ、
お酒をたしなまない人のためにはノンアルコールメニューも揃っている。


豊島さんの本と酒に関する言葉がふるっている。
「なくても生きていけるし、必要ない人には悪影響を与えることもある。
 でも、ピタッとくる本や酒は血肉になる」

https://www.facebook.com/bbb.barbookbox/?fref=nf
Bar Book Box FB

2016年6月7日火曜日

日本一低い山は?



日本一高い山は?と聞いたら、日本人のほとんんどが富士山と答える。
では、日本一低い山は?とたずねられたらどうだろう。

正解を答えてくれる人は1000人に1人もいないのではないだろうか。
富士山の次に高い山とかはクイズ番組などにも出てくるが、低い山となると…

答えは、徳島市方上町にある弁天山である。
高さは、ナント6,1メートル、これは国土地理院が認めたれっきとした山だ。


この弁天山で、先日山開きが行われた。
NPO法人弁天山保存会の関係者が、一年間の山の安全を祈願し、
参加した人たちは鳥居をくぐって入山し山頂をめざした。

なんだか、マンガのような光景であるが、わずか6,1メートルでも山は山。
徳島県は「日本一」とお墨付きのついたものが少ない県で、
この小さな日本一も決してなおざりにしない。

富士登山のように大行列ができたら、さぞやおもしろいにちがいない。

http://bentenyama.com/
日本一低い山・弁天山

2016年6月6日月曜日

恐怖のピラニア水槽



鋭い歯を持つピラニア約250匹が泳ぐピラニア水槽を掃除しませんか?

神戸市須磨区の須磨海浜水族園が今日6日からチャレンジャーを募集する。


アフリカの奥地などに分け入り、ピラニアがすむ池に落ち絶命する、
といったシーンは映画などで少なからず見た記憶がある。

その凶暴なピラニア250匹が泳ぐ水槽を掃除するのだから、
イマイチ引いてしまう。

ただ、水槽の清掃作業では水位をひざ上ぐらいまで落として、
チャレンジャーはガラス面や岩場などを掃除してもらうという。


ピラニアは臆病な性格らしく、人が水槽に入ると避けてしまい、
口元に手を近づけないかぎり安心だとか。

とはいっても、怖いものは怖い!というのが本音かも。

清掃体験は7月9日に行い、今日6日からチャレンジャーを5名限定で募集。
恐怖の代償は500円で、胴長靴などは貸し出すという。

http://karapaia.livedoor.biz/archives/52191092.html
ピラニアの大群の中に入って実験してみた。

2016年6月3日金曜日

その手があったか!



とうきょう⇒うえの⇒のがた⇒たまち…というように地名を
しりとりでつないでいく遊びをしたことがある。

最初は世界規模でOKとし、日本、関東、東京都などとエリアを狭くする。
子どもたちにとっては地図を手にし地名を覚えるからためになる。


そんなことを思い出す記事に出会った。

盛岡市大通のさわやか書店の店長・竹内敦店長は、文庫本のタイトルを
組み合わせて川柳をつくる文庫川柳なるものをを思いついた。

ちょうど4月下旬に始まったちくま文庫フェアに合わせて、
「ちくまde川柳」と名づけて川柳を募集。

投稿箱を設置したが、最初の10日ほどは一句も投稿がなかった。
そこで文庫本3冊で作った自作の川柳を本の背表紙の写真付きで
ツィッターに投稿した。

「酒呑まれ 酒場めざして から騒ぎ」

すると、面白いと予想外の反響があり、「文庫川柳」として広がった。

活字離れとかいわれる若い世代も、こうしたゲーム感覚の遊びには敏感で、
こうしたことが出版不況と言われる業界に元気を与えてくれれば…

「三四郎 彼岸過程 道草 」字足らず

https://www.buzzfeed.com/hikaruyoza/bunko-oogiri?utm_term=.cfyJyn2A#.np0OedNo
その発想はなかった! 本のタイトルを組み合わせる「 #文庫川柳 」が面白い

2016年6月2日木曜日

ちょっとしたこと



雑誌編集者や新聞記者という人たちは行動力もさることながら、
嗅覚というのも大事な気がする。

出会ったネタが使えるか否か、記事にすることで社会の役に立つのか?
などなどいろんな方向から検討しなければならない。


富山県でタウン誌を発行している中村孝一さんは、
このたび「滝廉太郎研究会」を立ち上げる。

滝廉太郎は「荒城の月」や「お正月」などで知られるが、
もともと東京の生まれで富山には何の縁もないのでは…

と思うかもしれないが、廉太郎は父親が富山県庁へ赴任したのに伴い、
幼少期の1年8ヶ月を富山市で過ごしている。


中村さんは母親から、廉太郎は富山城の石垣や堀を見て育ったと聞かされた。
荒城の月は大分県竹田市の竹田城をうたったものとされるが、
幼少期にすりこまれた富山城の影響も大きいのでは。
(もちろん、竹田にも2~3年住んでいる)

そんな思いで、滝廉太郎と富山とのつながりを深めていこうと、
このたびの研究会設立となった。


そういえば、作家向田邦子も鹿児島では2年ほどしか暮らしていないのに、
後年、鹿児島のことを”故郷もどき”と語っている。

ちょっとしたことで、人やまちのネットワークはひろがっていく。

http://blog.canpan.info/izumi/archive/41
滝廉太郎

2016年6月1日水曜日

巨大砂時計


ゼンマイ式のアナログ時計からデジタル時計に変わった時は、
まさに未来がやって来たというような感覚だった。

しかし、デジタルに慣れてしまうと、アナログを懐かしんだり、
日時計、水時計、砂時計といった原始的な時計に心惹かれたりする。


鳥取市の鳥取商工会議所では観光振興、移住促進を図ろうと、
JR鳥取駅前に日本一大きい砂時計を設置する計画を進めている。

鳥取砂丘という日本三大砂丘のひとつがあり、
常設の砂像が展示されている砂の美術館もある鳥取市らしいアイデアだ。


砂時計は現在、試作機ができあがったところで、
実際のものは高さ6メートルをめざし、日本一の砂時計となる予定だ。

巨大砂時計は、およそ1時間かけて重さ1トンの砂が落ちていく。
砂が落ちてしまうと、音と光の中で上下が全自動で反転する。

総予算は約3億円で2年以内の完成をめざすという。

http://matome.naver.jp/odai/2140859044217889501
日本の大きな砂時計