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2016年12月30日金曜日

国産キャビア



2016年も残すところ、今日と明日だけになってしまった。

このブログを始めて間もない2014年11月19日の記事に、
「苦節30年、至高のキャビア」という宮崎キャビア事業組合の話がある。

1983年から30年かけて国産キャビアの研究開発を続け、
やっと味、香り、食感ともに高い評価を得て市場投入となったニュースだ。


そして、つい先日、その宮崎キャビア事業組合が「ジャパンキャビア」と
名前を変え、宮崎市の工業団地に加工生産工場が落成したという。

ここでは県内15のチョウザメ養殖業者が育てたチョウザメから卵を取り出し、
天然の塩で味付けして瓶詰めで出荷する。年間生産能力は最大3トンだ。


先般、ロシアのプーチン大統領が来日し、山口県の長門市で日露首脳会談が
開かれ、その夕食会でジャパンキャビア産のキャビアが出された。

宮崎県以外でも国産キャビアに取り組んだところはたくさんあっただろうが、
成功事例をあまり聞かない。


歳月もさることながら、官民一体の生産体制をとったり、
国産キャビアにかけた人々の情熱には、他を凌ぐものがあったのだろう。

http://www.japancaviar.jp/
ジャパンキャビア


※2016年度の配信は、今日で最後となります。
 ご愛読いただきまして心から御礼申し上げます。
 新年度は1月4日(水)からの配信となります。
 良いお年をお迎えください。

2016年12月29日木曜日

おひとりさま



未婚者や独居老人など、ひとり暮らしの世帯が増えている。
当然のことながらマーケティングも変わってくる。

数年前から言われてきたが、「おひとりさま商品」というのがある。
キャベツなども1個ではなく、一人で十分な大きさにカットされている。


福島県郡山市のうすい百貨店でも、今年から1人用おせちに力を入れる。
価格は6000円程度と手頃なものになっている。

ここ数年、関東など地元を離れて暮らす人がカタログで注文し、
実家の両親におせちを届けるケースが増えてきた。

カタログ注文だから日本全国どこのおせちでもお取り寄せができ、
人気が高いのは京都の料亭がプロデュースした商品だとか。

そこで、両親二人とか少人数の家族用が売れるのだから、
おひとりさま用も需要があるのではというのが百貨店の思惑。

また、福島市を中心にスーパーを展開する「いちい」は、
単身や核家族向けの商品を強化しており、店頭には肉や野菜、
味付け用のたれをトレーに入れた1人用の焼き肉セットなどが並んでいる。

食に限らず、情報なども受け取る人の嗜好にあったコンテンツであり、
その人が欲するボリュウムや表現スタイルが求められている。

http://kimagurestyle.com/osechi-hitoriyou/
おひとりさまのミニおせち情報

2016年12月28日水曜日

花火を打ち上げたい



過熱気味のふるさと納税だが、特産品などのモノをお返しするスタイルから、
アクション=体験を提供するものまで現れた。


静岡県熱海市のふるさと納税謝礼品に「花火打ち上げ権」が加わった。
熱海海上花火大会でのメッセージ花火の打ち上げ権利と
熱海温泉宿泊券(1泊2食付き2人分)がセットになった限定商品である。

熱海では3月から1年間、毎月花火大会が開催されるので、
1開催に付き1組限定で提供する。


お中元、お歳暮などが、ずいぶん前からモノだけではなく、
体験を商品として扱っていたように思うが、現状どんなものなのだろう。

体験の場合、参加できる時期が決まっていたり、その場所へ足を運ぶ
という負担があったりするから、だれにでもというわけにはいかないが、
ふるさと納税のように、納税者の意思で選べるものは意外といいのかも。

その土地でしか味わえない、お金を出してまで体験したくなるもの、
さがせばいっぱいあるような気がする。

http://atamii.jp/today/62585/
「花火打ち上げ権」で巻き返し

2016年12月27日火曜日

弘法茶



ケツメイシというのはエビスグサの種子で消炎、利尿などの薬効がある
そのエビスグサに似た植物で、カワラケツメイというマメ科の薬草もある。

こちらは強壮、利尿、珍咳剤、脚気、黄疸、偏頭痛などにいいとされる。
カワラケツメイは葉がネムノキに似ていて、お茶の代用として飲用され、
弘法大師が修行の際に愛飲したとか。

弘法大師が愛飲したお茶だから、きっといいことがあるやも?
だれもがそう思うにちがいない。


そこで、カワラケツメイに親しんできた愛媛県東温・河之内のグループ
「キラッとかわのうち」では弘法茶として特産品化に乗り出した。

実は20年ほど前に地元民の手で加工生産した弘法茶は広がりを見せたが、
3年ほど前に担い手がいなくなり途絶えていた。

復活を求める声も多く、同グループは地域おこしにつなげようと、
先進地視察などを行い、今年の春に栽培し秋に製品として完成させた。

第一号で改良点もまだまだ多いが、棚田での無農薬栽培、天日干し
という昔ながらの作り方を守り、懐かしい味に近づけていく。


カワラケツメイの効能に”地域おこし”という項目が加わるのか、
メンバーの頑張りに期待したい。

http://kenkoucha.life.coocan.jp/kawaraketsumei-kenkoucha.html
カワラケツメイ


※おかげさまで地方応援マガジン「地方ウォッチング」は500号と
 なりました。本来ならネタ元へ走っていって、現場のいろいろな
 声をふまえてレポートするのがベストでしょうが、なかなか
 そうした時間が取れずもうしわけありません。
 メルマガ読者の方には心より感謝を申し上げます。
 今後共よろしくお願いします。

2016年12月26日月曜日

なりきりサンタで心を結ぶ



クリスマスは終わったが、いろんなプレゼントの交換でにぎわった
ことだろう。

とりわけ、子どもにとってはサンタさんからの贈り物という
ロマンがあって、特別な一日にちがいない。


そうしたサンタさんになりきってプレゼントを届けようという
「トナカイ急便」が新庄市と米沢市で行われた。

新庄市ではNPO法人アンプが毎年企画しているイベントで、
鈴の音鳴らしてサンタクロースが子どもの家へやって来る。

迎える子どもたちは大喜びで、サンタと笑顔でハイタッチを交わした。


米沢市では市内の若者でつくる「米沢藩」のメンバーが二手に分かれ、
12世帯20人の子どもにプレゼントを届けた。

初めて見るサンタの姿に目を丸くする子どももいるなど大盛況。

イベントを通して、地域の人と人、心と心が結ばれていく。

http://yamagata-np.jp/news/201612/24/kj_2016122400558.php
トナカイ急便

2016年12月22日木曜日

盛況、里山ビジネス



過疎化が進む地域でビジネスを始めるには。勇気がいるし忍耐も必要だ。
それに、結果を急ぎたがるのではなく、少しずつというスタンスが大事。


福井県内の中山間地域では農家民宿や農家レストランの新規開業が
増えていている。

新規開業する人たちはIターン、Jターン、Uターン者などさまざまだ。
福井市の西に位置する殿下地区は人口450人を切り、園児や児童数が
20数人という。

このままでは地域のコミュニティが失われてしまうというとこで、
2011.3.11東日本大震災で被災した子どもたちの受け入れを決めた。

以後、毎年受け入れを続ける中で、芽生えてきたのが
農家民泊による地域の再生というアイデアである。

それまで農家民宿として登録していたのは1軒だったのが、
昨年一気に10軒が登録して11軒となった。

民宿といっても普通の農家なので1日に5人ほどしか泊められない。
それでも農家独特の田の字型の間取りや大きな仏壇などに
興味を示す人も多い。

「殿下の里づくり組合」では、農家民宿が先々ビジネスとして、
軌道に乗っていく青写真を描く。


また、農家民泊より先にスタートした農家レストラン「かじかの里山
殿下」は開業4年めで、昨年今年と収支が黒字となりじわりと上昇中。

1~2月の冬季には休業していたが、改修して福井大学の学生が考案した
オープンカフェを新設するという。

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/economics/111097.html
新規開業続々、山里ビジネスに活気

2016年12月21日水曜日

コンクリートの闘い



夏の全国高等学校野球選手権大会の会場である甲子園の知名度とともに、
ナンバーワンを決める大会の冠に甲子園が用いられるようになった。

ダンス甲子園、書道パフォーマンス甲子園、かるた甲子園などなど、
スポーツに限らず頂点をめざす大会に甲子園の名がある。


そんな中、「コンクリ甲子園」なる大会の記事を見つけた。
コンクリートを使って何を競おうというのか?

開催日:2016年12月10日、
開催場所:香川県高松市茜町香川県生コンクリート工業組合技術試験センター


参加したのは全国から9校10チーム。
競うのは強度部門、プレゼンテーション部門、デザイン部門、
各部門の得点の合計で順位が決定する。

大きさや形に規定があり、ベースは直径10センチ、高さ20センチの円柱。
これの強度をいかに上げ、美しさを兼ね備え、工程を上手に発表できるか。

総合優勝したのは高知県立高知工業高校の全日制で9校の頂点に立った。


若者に敬遠されがちな建設業へ、熱い視線が送られる舞台となればいい。

http://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20161210-OYTNT50305.html
コンクリ甲子園 高校生技術競う

2016年12月20日火曜日

イケてるINキャップ



地方の農村へ行くと、よく出くわすのが農作業用の軽トラである。

そして、軽トラを運転している人を見ると70以上のおじさんで、
農協のマークの入った帽子をかぶっていることが多い。

農協マークかクボタなど農機具メーカーの帽子もよくみかける。
農作業は炎天下で行うので、帽子やほおかむりは欠かせないグッズだ。


さて、その帽子だが、「JAながの」が31年前(当時は飯山市農協)に、
組合員向けに作ったものが注目を集めている。

なぜ視線が集まっているのかというと、「オシャレ度」である。
紺色の野球帽の形で、クラウンの部分に丸いワッペンが貼られている。

そのワッペンが白縁取りの円形で内部は水色、さらに飯山市農協の
ロゴマーク「i」「n」がスマートにデザインされている。


帽子に心奪われたのは、地元でお年寄りをモデルにしたフリーペーパーを
手がける25才の小林直博さん。

農家へ取材へいった際に、この帽子をかぶったお年寄りに会い、
格好良さに一目惚れ。


小林さんは、形をすこしスリムにし素材をフェルト製に変えただけで、
デザインにはほとんど手を入れず若者向けにリメイクした。

ネットで販売したところ、用意した19個が完売したという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20161208-OYT1T50013.html
農協帽子「かっこいい」

2016年12月19日月曜日

筑後七国よかとこ巡り旅



県や市町村といった行政区画での考え方ではなく、隣県隣市などと
広域に連携してものごとを進めていくのは大切なことだ。


福岡県の県南地域には筑後七国がある。
柳川市、八女市、筑後市、大川市、みやま市、大木町、広川町である。

矢部川流域に広がっているが、この七つの市町の商工会議所や商工会で作る
「筑後七国商工連合会」が各地域の魅力をまるごと体感してもらおうと、
「筑後七国着地型観光周遊ツアー」を企画した。


しゃくなげ寺として知られるみやま市の八楽会教団奥之院で座禅体験、
大木町ではキノコのもぎ取り体験、大川市ではJR九州のななつ星の内装に
取り入れられた大川組子の技に挑戦。

さらに筑後市では水田天満宮を参拝し巫女体験などなど筑後七国の
伝統や工芸、特産品などその土地ならではの魅力にふれてもらうツアーだが、
福岡県内のマスコミ関係者や観光連盟の人たちが同ツアーに参加した。


点を線にして、線を面へと広げていく。
時間はかかるが、地道な取組みが大きな成果を上げることもある。

http://chikugo7koku.net/
筑後七国よかとこ巡り旅

2016年12月16日金曜日

老いてもローソン



コンビニエンスストアは物販だけではなく、いろいろなサービスを
商いのタネにしていることは知っていたが、いよいよ介護サービスときた。


兵庫県芦屋市新浜町に介護相談窓口を備えた「ケアローソン」がオープン!

ケアローソンには介護相談窓口が設けてあり、連携した社会福祉法人
「あしや喜楽苑」のケアマネージャーや相談員が常駐し相談を受ける。

さらに、血圧計やテレビなどを備えたサロンがあり、
ここでは体操教室やクリスマス会などのイベントが開催される。

もちろん、尿臭消臭効果のある洗剤といった介護商品やレトルトの介護食
など介護関連商品が200種類ほど並んでいる。


芦屋市というわりとにぎわいのある街での出店だが、
過疎化しつつある地方でも高齢者のコンビニへの依存度は高まりつつある。

高齢者層、いわゆる老人をとりこむローソン、
さらには託児や育児など低年齢層を取り込むローソンなども考えられる。


「簡単、便利」というコンビニエンスの理念に、おもいやり、心づかい
といった安心の要素が加わり始めている。

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/195483/1
介護相談できるコンビニ 「ケアローソン」の狙いと勝算

2016年12月14日水曜日

市営の本屋さん、オープン!



櫛の歯が抜けるように、街中から本屋さんが消えていくのは、
日本全国どこでも同じ状況ではなかろうか。

活字離れとかネット書店の浸透とか、いろいろ理由はあげられるが、
気楽にふらっと立ち寄れる本屋さんがなくなるのは寂しい。


青森県八戸市大字六日町に今月4日八戸ブックセンターがオープンした。
市の中心部95坪の敷地に約8000冊が並び、市の職員が運営にあたる。

八戸ブックセンターのコンセプトは
八戸に「本好き」を増やし、八戸を「本のまち」にするための、
あたらしい「本のある暮らしの拠点」である。

小林市長が政策公約に掲げる「本のまち八戸」を推進する拠点施設であり、
店内ではアルコールを含む飲み物も販売するという。

また、民間書店の経営を圧迫しないよう漫画や雑誌などの売れ筋は置かず、
本の注文も原則受け付けないとか。


年間の運営費が6000万円、売上は2000万円との数字が出ているが、
最初っから赤字覚悟のいかにも行政らしい事業でもある。

赤字を出しても、活字文化の普及や中心市街地への誘客といった
初期の目的が十分に達成されればいいのだろうが、果たしてどうなるのか?

https://www.city.hachinohe.aomori.jp/index.cfm/9,95540,219,513,html
八戸ブックセンター

2016年12月13日火曜日

ガンバレ、くりん豚



アニメ「クレヨンしんちゃん」に、アメリカ大統領クリントンが出てきて、
しんちゃんにクリキントンといじられるシーンがあって笑った記憶がある。

クリントン大統領の奥様ヒラリー=クリントンは今回の選挙で敗北したが、
選挙の高まりに連れて日本では「くりん豚(トン)」人気が高まった。


くりん豚は長野県下伊那郡喬木村のブランド豚で、
豚肉独特の臭みが少なく、甘い香りが特徴である。

なぜ、くりん豚なのかというと、産地である喬木村の村花「九輪草」は
きれいな水の湿地帯でないと育たない。このきれいな水が、くりん豚の
さらっとした味わいを出しているんじゃないかということで命名された。


残念ながら選挙はトランプ氏の勝利でクリントンの名前を耳にすることも
少なくなるが、くりん豚にはこれからも熾烈な戦いが続いていく。

ふるさと納税の返礼品で扱われたりしているが、なにがしかの策を練って
捲土重来を期さねばならない。

http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20161209/KT161207GWI090010000.php
「くりん豚」 米大統領選で注目度アップ

2016年12月12日月曜日

ハートのみかん


味も価格も変わらないのであれば、色や形といったものにこだわって、
商品化を進めていけば新しいヒット商品となることもある。

野菜・果物の中では曲がっていないキュウリや四角いスイカなどが先駆である。
四角いスイカは形状を四角にしたことで梱包や運送面でも寄与している。


みかんの産地である愛媛県八幡浜市では「ハートみかん」が収穫の真っ最中だ。
その名の通り、丸ではなくハート型のみかんで、
2013年から取組を始めて3年目になる。

かぶせておいた型枠を取り除くとハート型のみかんが姿をあらわす。
生産者の愛がたっぷりつまったような趣がある。


アクセサリーではハート型のものが人気があり、クリスマス、バレンタイン
と続くこの時期には格好のギフトとして注目が集まる。

平凡な商品もアイデアひとつで付加価値が高まっていく。

http://orangestore-n.com/heartshaped
ハート型みかん

2016年12月9日金曜日

野球女子、じわっと増殖中



ソフトボールやサッカーに比べプレーヤーが少ない女子の硬式野球だが、
ここ10年で高校の女子硬式野球部が5倍に増えるなど上昇気配である。

1997年に東京で全国高校女子大会が開催されたが、その時は5校が参加、
参加はしたもののソフトボール部との掛け持ちなどのチームが多かった。


全国高等学校女子硬式野球連盟によると、2008年まで加盟校は5校で、
翌2009年に京都の福知山成美が関西初の女子硬式野球部を作ると、
他校も次々と創部していった。

現在は、1都2府13県で23校が同連盟に加入していて、
北海道や熊本県でも創部の動きがあるという。


あるスポーツが人気となるには、やはり底辺人口が増える必要がある。
そこで、今連盟では中学生の全国大会を初開催するなどして拡大に懸命だ。

ちなみに全国大会には35都道府県から36チームが参加したが、
実態はふだん別々のグランドで練習し大会のために結成されたチームも
多かったという。

加えて、野球経験者が少ないので、当然のことなが女性の指導者が少ない。
男性を指導者に据えると、女性選手と距離を置いて指導が遠慮がちに
なるとか。


まだまだ時間はかかるだろうが、甲子園が黄色い声援ではなく、
紅い闘志に彩られる日が来るにちがいない。

http://www.girls-baseball.jp/
第20回記念 全国高等学校女子硬式野球選手権大会

2016年12月8日木曜日

恐るべしマツコ



タレントの知名度・好感度を期待してCMキャラクターなどに採用されるが、
採用されたタレントさんが本気で商品を売り込んでいくことも大事だ。

ただ、あくまでCMキャラという冠が付いてしまっているので、
本来なら中立的立場の人が商品を絶賛し人気を博すのがベストである。


バラエティ番組に数多く出場し、本音でズバリ語るところが魅力の
マツコ・デラックスの効果はすごいという記事が目に入った。

商品は高知市の野村煎豆加工店が製造・販売しているミレービスケット。
油で揚げ、ほんのり塩味のするビスケットで昭和30年代から作られている。

このミレービスケットをマツコさんが今年4月にテレビ番組で紹介したところ、
アンテナショップの売上げランキング20位(4月~9月の調査)までに
8商品がランクインするというマツコ効果があらわれた。

ミレービスケット8商品の合計点数は5万6203点で、ダントツの1位だ。
11月単月ではベスト20のうち10商品がミレービスケット関連である。

食べると止まらないと言われるミレービスケットだが、
売れると止まらないがどこまで続くのだろうか?

http://www.ikedahayato.com/20151211/49281173.html
高知人のソウルフード

2016年12月7日水曜日

除雪車は、どこ?



南国に住んでいると、雪が降ることはまれで、その被害などは想像できない。

屋根の上に積もった雪を降ろしたり、ラッセル車が走ったり、
一般の道路では除雪車が雪かきに懸命である。

鹿児島もたまに桜島の降灰に見舞われ、ロードスイーパーが出動するが、
頻度的にはそんな数多くはない。


ところが、雪国での除雪車の稼働率は高く、豪雪に見舞われると
出動要請の電話が殺到するという。

そこで、山形県尾花沢市では除雪車の位置や作業状況などを
リアルタイムで確認できる除雪情報提供システムを稼働させた。


尾花沢市の市道はおよそ200kmで、除雪車56台がフル稼働する。
その際、ディスプレイには市内の地図が表示され、どの場所にどんな
車両がいて、どういう作業を行っているかが表示される。

車両と言っても、除雪グレーダ、除雪ドーザ、ロータリ除雪車、
除雪トラック、凍結防止剤散布車などいろんな種類がある。

こういったシステムも、いわゆる「見える化」のひとつであって、
私たちの暮らしの中には、まだまだこうした解決法を望む課題が
たくさんあるものと思われる。

http://obanazawa.jyosetsu.jp/
除雪情報提供システム

2016年12月6日火曜日

頭を使って食べた


昨日のメルマガでは、タブレット端末付きのカートの話だった。
身体的にハンデがある人に対して、ハード面からハンデを克服しようという
試みである。

ハンデがある人の悩みとは何なのか、いろんなリサーチ方法があるが、
まずは開発者がハンデを持った人と同じ状況に身をおくことである。


長野県松本市で「ダークネス(暗闇)レストラン」が開催された。
料理がある部屋を暗くし、さらにアイマスクを付けてテーブルに付く。
その後はアイマスクを付けたままテーブルの上の食事を楽しむのだが…

参加したのは小学生を含む52人で、お皿の場所をさがしたり、
お皿に盛られた料理を切り分けたりするのに四苦八苦。

ふだんは何の問題もなく箸で食べものを口に運んでいるのだが、
見えない世界にとまどい、頭をフル回転しないといけない。

参加した介護ヘルパーは「すごく頭を使って食べた」」とコメント。

障がい者への理解を深めてもらうための活動だが、
こうした試みから障がい者や介助者のお助けとなるヒントが見つかればいい。

http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20161204/KT161203SJI090014000.php
ダークネス(暗闇)レストラン

2016年12月5日月曜日

カートに情報端末



街中へ出て行きたいのに、足が不自由だから断念してしまう人も多い。
そんな人にとって、電動カートは非常に便利な移動手段である。


このカートをさらに使いやすくするために、タブレット端末を付けた
歩行補助車「まちなかカート」が開発され試乗体験が行われた。

開発したのは富山大学歩行圏コミュニティ研究会で、
荷物の収納もでき安全でオシャレな歩行補助車が開発コンセプト。


たしかに、従来のカートよりも、ぐんとスタイリッシュでスマートである。
この補助者にタブレット端末が付いていて、
店舗情報や歩行距離などを瞬時に知ることができる。

既存の情報やタイムリーな情報を、カートに座ったまま受信できれば、
操作自体に余裕が生まれるし、まち歩きはさらに楽しくなるにちがいない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161203-00067206-kitanihon-l16
端末付きカートで高齢者も街歩き楽々

2016年12月2日金曜日

服で育てる



食育、農育、木育、森育…などいろんなものが教育の素材になっている。
そして、このまえ目にしたのは「服育」ということばである。

広島大学の大学院生伊達文香さんも服育に取り組んでいて、、
衣服のできる工程を通して社会の成り立ちを子どもたちに理解させる。

伊達さんは東広島市の市営農園で綿花を栽培している。
10月に地区の子どもたちと綿花を収穫した。そして、糸を紡ぐ、染める、
機で織るというワークショップを今月から来年3月までに3回開くという。

開催場所も町にある道の駅で、対象は小学生以上である。

ただ単に布を織り上げる技術講座ではなく、伊達さん自身が8回にわたって
訪ねたインドの縫製工場や綿花を栽培する人など、労働者の実態なども
紹介していく講座である。

着ることや飾ることは教えるが、どこでだれがどうやって作っているの?
というベースの部分がしっかりあってこその教育である。

https://www.fukuiku.net/fukuiku.html
服育とは