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2015年6月30日火曜日

呉じゃが、舞鶴じゃが、どっちじゃ?



肉じゃがというと、なんだか日本料理って感じがしないでもないが、
もともとビーフシチューから考案されたとか。


旧海軍舞鶴鎮守府の初代司令長官を務めた東郷平八郎がイギリスで食べた
ビーフシチューの味が忘れられなかっらしい。
それで帰国して自ら作ったのか、部下に作らせたのか、それが肉じゃがだ。

肉じゃがのレシピが舞鶴市の海上自衛隊第4術科学校に残っていることから
舞鶴市が本家だと名乗りを上げた。

ところが、広島県呉市が「東郷は舞鶴に赴任する前は呉にいたから、
こちらで肉じゃがを作ったにちがいない」と本家を主張する。

舞鶴には「まいづる肉じゃがまつり実行委員会」という組織があり、
20年間肉じゃがでまちを元気にする活動を続けている。

一方、呉にも「くれ肉じゃがの会」があり意気盛んである。

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20150626000045
京都・舞鶴と広島・呉、トークバトル

2015年6月29日月曜日

アンモナイト愛



古生代シルル紀末期から中生代白亜紀末までのおよそ3億5,000万年前後の間に、
海洋に広く分布し繁栄した頭足類の分類群の一つがアンモナイトである。

頭足類というのは、イカとかタコとかオウムガイのような生きものだ。
また、シルル紀というのは今からおよそ4億数千万年前だから気が遠くなるような昔だ。

その頃、アンモナイトは栄え海洋に広く分布していたということで化石も多い。

日本では北海道の三笠市が有名で、三笠市立博物館は別名化石の博物館とも言われ、
天然記念物エゾミカサリュウ化石をはじめ、アンモナイト等1000点以上がある。
ちなみに、ここには外国で見つかった世界最大直径2,5メートルの
アンモナイトの模型が置いてある。


そのアンモナイトの魅力に惹かれて、博物館にこの春ふたりの学芸員が採用された。
ふたりともアンモナイトの専門家で、アンモナイトを語り出すと止まらないとか。

三笠はジオパークの認定も受けており、博物館から地域を盛り上げたいと意気込む。

気が遠くなるような過去をどのようにわかりやすく、興味をいだくように
紹介していくか、物言わぬアンモナイトに代わって大いに語っていただきたい。

http://www.city.mikasa.hokkaido.jp/museum/

2015年6月27日土曜日

ちょっと暮らし



地方の過疎化で、人口減に歯止めがかからない。
交流人口や定住人口を増やそうと、いろんな知恵を絞った取り組みが展開されている。

その中で、北海道が市町村と協力して進めている体験移住事業「ちょっと暮らし」は
利用者数が年々伸びて、昨年は前年度比12%増の2526人となった。

このちょっと暮らし事業は2006年度から始まっていて、
内容は各市町村が空き家や専用施設を用意し数日から数ヵ月間暮らしてもらうもの。

数ヶ月間というのはすごいなと思ってHPを拝見したら、
現在は5日から1週間程度のものが掲載されていた。


体験移住事業であるから、物見遊山的なものではなく、農業や漁業などを体験したり、
その町に学校や病院など実際に暮らした時に必要な施設の見学なども組まれている。

さらに、実際にお越しいただく前に参加者のもとへ担当者が伺い、体験内容等を
きちんと説明にうかがうというところからも力の入れようが感じられる。


田舎暮らしに憧れて定住したものの理想と現実のキャップに耐え切れず、
再度住んでいた場所へ戻ってしまったという例も多いので、
本当にここでやっていけるという意識確認もしておきたいところなのだろう。

http://www.kuraso-hokkaido.jp/taiken2015/
北海道で暮らそう

2015年6月26日金曜日

熟睡プラ寝たリウム?



そういうスペースじゃないでしょう、と突っ込みたくなるのだが…

京都府木津川市加茂町岩船の市加茂プラネタリム館では21日、
安眠をいざなう投影イベント「熟睡プラ寝たリウム」を開催した。

ドームに満天の星がきらめき出し、心地良いピアノ曲が流れ始める。
星の説明文や解説のナレーションもふだんよりゆったりと耳に入ってくる。

参加した人たちは身も心も解き放たれて、ゆっくりと心地いい眠りの中に落ちてゆく…
椅子では眠りづらい方には大の字になれるマットも用意されている。


観賞中に眠くなるのを逆手に取ったイベントというものの、
本来、星空の美しさや様々な物語を聞いたり宇宙の神秘に心ときめかす場所なのに
安眠ルームですからごゆっくり、というのは集客増が目的でもクエスチョンである。

明石市立天文科学館は2011年に同様のイベントを開催し
「日本プラ寝たリウム学会」なるものも設立されているという。

ネーミングからして、なんか品がないなあ、と思うのは私だけだろうか?

http://awardpress.jp/groups/jyukusui/
日本プラ寝たリウム学会

2015年6月25日木曜日

父子手帳あれこれ



そのうち出るのではと思っていたら、やはりというか…
母子手帳ならぬ父子手帳を横浜市と川崎市男女共同参画センターが発行した。

育児や家事に積極的な男性が増え続けていることから、
自治体が中心となって手帳の編集・発行を行った。

横浜市の手帳は「パパブック」という名前で、内容は子育て中の父親の役割や
子どもとの遊び方、乳幼児の健康管理法などをイラスト付きで解説してある。

市のパパブックとは別に栄区では独自に父子手帳「PAPA’S NOTE」を配布している。
NOTEでは父親の育児参加のポイントや家族で楽しめる遊び場などを紹介。
さらに、誕生日やイベントの節目にメッセージを記載する欄も設け、
将来、成長した子供にプレゼントできるよう工夫してあって、なかなかの人気だとか。

さらに、川崎市男女共同参画センター発行の父子手帳は「ちちしるべ」で、
手帳の制作には地元の父親グループのメンバーも参加した。
現場の意見をなるべく吸い上げて手帳に反映させようという考えだ。

そのうちに、イクメンという言葉も特別意識することなく使われるにちがいない。

http://www.ikumen-project.jp/fusi/index.php
全国父子手帳コーナー

2015年6月24日水曜日

丸形ポストは全ポストの3%



電子メールの普及によって年賀状が減ったように、
一般のハガキや封書も昔と比べると減っていく傾向にある。

それに連れて、郵便ポストも撤去されていっている。
私の家の近くのポストも去年撤去され、だいぶ先のポストまで行かなくてはならない。


ポストといえばひと昔前の丸形ポストがなつかしい。
立ち姿が制帽をかぶった郵便局員さんにも見え親近感を覚えたものである。

宮城県大崎市の四季彩通り商店街が「幸福の黄色いポスト」を設置して話題を呼んだ。
東京の小平市は都内でもっとも丸形ポストが多く「丸いポストのまち」を宣言した。

大崎市では今月17日「第1回全国丸形ポストサミット」が開かれ40人ほどが参加した。
丸形ポストをまちおこしの起爆剤にしようということだが、
日本郵便によると、丸形ポストは全ポストの約3%相当の約5600本が残っているとか。


ポストは利用されないと撤去という運命をたどるので、
地域の人たちがいかに利用していくかが存続の鍵となってくる。

http://grupocdw.com/touhoku/27.html
幸福の黄色いポスト

2015年6月23日火曜日

東京水



もうだいぶ前から、水を買うというのは日本では珍しいことではなくなった。

アルプスのおいしい水とか、富士山のなんたらとか名水が全国から湧き立ち、
家にいてもどこそこの名水が味わえる。


では、「東京水」と貼ってあるラベルの水は、いかがであろうか。
一般的には東京に名水が湧くのかという思いの人が多いことだろう。

でも、実際に「東京水」は市販されていて500mlで100円だ。
東京都が高度浄水処理を施した水道水をペットボトルに詰めた飲料水である。

さらに、今回市販品ではないが新たに東京水が生まれた。

採水地は東村山市の東村山浄水場。
市販はしないが配布はするということで、都のイベント等で無料で配られる。

「東村山浄水場で作った世界に誇る水道水のおいしさを味わってください」
とメッセージが入り容量は350ml入りである。

これが第一弾で順次、三園浄水場タイプ、金町浄水場タイプも予定されている。

http://news-act.com/archives/41959034.html

2015年6月22日月曜日

お掃除ユニット「仙台CLEAR'S」



土曜日は京丹後市の鳴き砂で有名な琴引浜の砂浜清掃に関する記事だったが、
こちらはライブを行う前に商店街でごみを拾うお掃除ユニットの話。


お掃除ユニット「仙台CLEAR'S」は地元仙台市の小学3年から高校3年までの
10人のユニットで、コンサート活動を続けながら毎週商店街などの掃除を行っている。

記事によると、この「CLEAR'S」は東京、大阪はじめ全国にチームがあり、
フランチャイズ方式でグループ本部が楽曲などを提供してるという。

ちなみに「仙台CLEAR'S」は全国で9番目。


街の掃除をするというのが仙台だけの取り組みかどうか知らないが、
本部からの指示となれば、いささか下心的なものを感じて素直に受け入れがたい。

企業や団体のトイレ掃除なども、こつこつとひたむきに取り組むもので、
あまりカミングアウトしてしまうのはよろしくないと思うのだが。

いずれにしろ街が美しくなるからいいじゃん、という考え方もあろうが、
それはあまりに安直すぎる。

http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/news/20150619-OYTNT50496.html

2015年6月20日土曜日

拾ったゴミが入場チケット



京都府京丹後市の琴引浜は「鳴き砂」で有名である。

実際に行ったことがないからわからないが、琴を引いたのような音が出るのだろうか。
ホームページには「クックッ」というふうに言葉で表現してあったが…

そもそも砂が鳴くには砂粒の中に石英が入っていること、
しかも、砂粒の表面がきれいであることが絶対条件であるとのこと。


この砂の鳴る浜で今月7日「はだしのコンサート」が開かれた。
約2000人が音楽やフラダンスなどを楽しんだ。

そして、コンサートの入場券がふるっている。
入場したい人は午前9時から約1時間ほど浜に落ちているペットボトルなどのゴミを拾い、
拾ったゴミが入場チケットとなる。

砂が鳴くようなきれいな浜にしてから、美しい音楽や踊りを楽しもうというわけだ。
このイベントは浜の環境保全を訴えるために1994年から続けられている。


訪れる人たちが、毎日がコンサートとという意識になったら、
砂はもっと素敵なメロディを奏でるにちがいない。

http://www.nakisuna.jp/nakisuna/
琴引浜鳴き砂文化館

2015年6月19日金曜日

3250mのソーメン流し


ソーメン流しといえば青竹を割って上から下へとつなぎ、竹の中にソーメンを流していく。
長くても10mか20mくらいのものが一般的である。

しかし、徳島県三好市東祖谷落合集落で7月19日に予定されているソーメン流しは
なんと3250mをめざしている。

落合集落は最高点で820mだが、ここに急傾斜を活かしたソーメン流しのルートを設定し、
総延長は現在のギネス記録である3216mを超える予定である。

ソーメンを流す竹は1000本程度必要で、放置竹林などで伐採してつないでいくとか。

自然の力で上から下へ流れ落ちていくのだろうが、
始発から終点までソーメンが流れ落ちていくさまを見てみたいものだ。


このイベントは日本の魅力を再発見してもらおうとサントリーが企画した商品キャンペーンで、
日本三大秘境のひとつである祖谷の落合集落を選んだ。

落合集落は急傾斜地に築100年を超える古民家や石垣があり、
2005年に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。

https://www.iyemon-project.jp/

2015年6月18日木曜日

見ぬ友と心結ぶのろしリレー



狼の煙と書いてノロシ、電信のない時代の通信ネットワークである。
なぜ狼なのかというと、昔は狼の糞を燃やして煙を上げていたからという。

日本の狼煙は狼の糞ではなく杉などの植物を使用されることが多い。


この狼煙をうまく使っていたのは甲斐の武田信玄で、居城である躑躅ヶ崎を中心とした
狼煙の大伝達網のほかに、支城を中心とした小伝達網も構築していた。

いくさはいつの時代であっても情報をいち速く握ったほうが勝つ確率が高い。
いくさ上手な信玄ならではの情報ネットワークである。


さて、この狼煙を広島市東部で活動する住民グループが広島、愛媛、山口はじめ
瀬戸内7県と全国を狼煙で結ぶ構想を立てている。実施は7月25日午前10時の予定。

この「見ぬ友と心結ぶのろしリレー」と銘打ったイベントのために小豆島では
狼煙隊を組んで当日に備えた演習を行ったりしている。

島の場合は他の地域や島との交流が少なくなるので、
これを契機にいろんな地域や人とつながっていければという思いもある。


目に見えない電子の糸よりも大空に立ち上る狼煙を目にした時、
電話とかネットでは得られない人間的なぬくもりを感じるにちがいない。

http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1428473543008/files/20150501kikakusyo.pdf
見ぬ友と心結ぶのろしリレー

2015年6月17日水曜日

田植えのワールドカップ



梅雨に入って毎日うっとおしい日が続いているが、降る時に降らないと困ることもある。
田植えも今頃の時期に行うところが多いと思うが、雨の中ご苦労様である。


先般、富山県は魚津市の棚田で「田植え世界選手権」が開催された。
仕掛けたのは棚田を所有する農家の青年と森林ツアーなどに取り組む青年。

二人は交流サイトフェイスブックやALTの集りなどで参加者を募った。
大会当日はアメリカ、ベトナム、カナダ、南アフリカなど9ヶ国の出身者など
15人が参加して、10アールほどの田んぼで田植えのスピードと美しさを競った。


この田植えは経験のある人ならわかるが、美しく、速く植えるのはなかなかむずかしい。
自分ではまっすぐ植えているつもりでも、振り返るとカーブしていることが多い。

和食は世界遺産という折り紙がついたが、その基本となる米の栽培についても
世界の国々へ、もっといろんなところで紹介されていい。

田植えのワールドカップ…秋には垂れるほど頭を下げた稲穂を見てみたい。

http://unchiku01.com/tauesikata-90
上手な田植えの仕方

2015年6月16日火曜日

海中熟成酒



最近、熟成肉の話題が多くのメディアで取り上げられているが、
熟成肉そのものを食したことがないので、特別美味しいのか判断できない。


静岡県南伊豆町の商工会では、昨年11月に港の沖合300mm水深1500mほどの
海底に、日本酒などを入れたコンテナ9個を沈めた。

日本酒のほかにはワインやウィスキーも沈めた。
海底に半年ほど寝かせ、熟成させて今月10日に引揚げ作業を行った。

名づけて「海中熟成酒プロジェクト」という。


ロジェクト関係者の話しによれば、沈めた海底の微弱振動で味が複雑になる
ということだが、複雑という表現が美味しくなるのかどうなるのか、ちょっと複雑だ。

当日は引き上げた酒の試飲会が行われ、飲み比べた人の
「熟成酒は香りが良くなり、味もまろやかになった」というコメントがある。

海中熟成酒を町の特産品として育てていくというのだが、
もし劇的に味や香りが変わったとしたら、全国津津浦浦で海中熟成が始まるかも?

https://www.facebook.com/shusaronproject
海中熟成酒プロジェクト

2015年6月15日月曜日

変わったクラス名



4月に学校が始まって2ヵ月以上過ぎたが、こどもたちは学校に慣れただろうか。
クラスの多くは1年1組、1年2組とか1年A組、1年B組といった分け方になっている。

幼稚園や保育園ではゆり組さんやバラ組みさんなどかわいいものが多い。


ところが、兵庫県篠山市の篠山小学校6年生のクラスには「愛組」「美組」「月組」など、
まるで宝塚のような名前が付けられている。

篠山小学校は創立140年を超す伝統校で、大正8年に当時の校長先生が
漢詩から「公明正大」といった親しみやすく意義のある熟語を学年ごとに選んで、
クラスにひとつずつふっていったという。
今は少子化で4クラスとなることはなく「公組」「明組」くらいで足りているそうだ。

こうしたクラス名については法的な規制はなく校長の裁量によって決められるという。

西脇市の重春小学校は「松」「竹」「梅」と寿司屋さんみたいなクラス名で、
クラスがさらに増えれば「菊」「楠」などが用意されている。


言葉というのは単なる記号ではなく意味を持っているだけに、
便宜上のつもりでも、受け取る側によっては嫌な思いをいだくかもしれない。

http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2007/0512/129596.htm?o=0&p=4
保育園、幼稚園のクラス名

2015年6月13日土曜日

ヴォーリズ建築



「青い目の近江商人」「天皇を守ったアメリカ人」とも言われる一柳米来留
(ひとつやなぎ めれる)ことウィリアム・メレル・ヴォーリズは実に多才な人物である。

キリスト教の伝道者、英語教師として1905年に日本へやって来て、
京都で建築設計監督事務所を開業する。
結核療養所を開設、メンソレータムの販売など慈善事業や厚生事業に取り組む。


その中でもヴォーリズの建築家としての功績は大きく、大学や教会、オフィスビル、
百貨店に至るまで極めて多彩で、現役のものも少なくない。

滋賀県近江八幡市土田町にある「旧佐藤久勝邸」もヴォーリズ建築のひとつで、
所有者がなくなり保存が危ぶまれていたが、ヴォーリズ精神に賛同する男性が
買い取って保存の方向で話が進んでいる。

ヴォーリズ設計の建築物は宗教心からくる隣人に対する細やかな心くばりや、
やさしさ、あたたかさが魅力となっている。

http://www.vories.co.jp/vories/
ウイリアム・メレル・ヴォーリズ

2015年6月12日金曜日

お酒で「ごめんなさい」



高知県南国市に後免町という町がある。「ごめん」という名を活かそうということで、
このたび純米吟醸酒「詫酒(わびざけ)ごめんなさい」を発売した。

私たちはふだんの暮らしの中で、なにかしら迷惑をかけたりしていることが多々ある。
その時に素直に「ごめんなさい」と謝れればいいが、そうではない時もある。

そうしたお詫びをする際に「ごめんなさい」を一本ぶらさげて謝れば、
お互いの心が通じ合うのではないかというところか。

「おつかれさん」とか「ありがとう」と名のついた酒類は目にするが、
「ごめんなさい」のラベルが貼ってあるのは珍しいのではないだろうか。


同プロジェクトを企画推進する「ごめんなさいプロジェクト」実行委員会では、
5月31日を語呂合わせでごめんなさいの日と定め発売記念イベントを行った。

という記事を読みながら、鹿児島県奄美大島の「あやまる岬」という
名前が頭に浮かんだのだが、
こちらは謝るという意味ではなく、綾毬(アヤマリ)がネーミングの由来だった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150605-00000009-minkei-l39
「詫酒(わびざけ)ごめんなさい」

2015年6月11日木曜日

一球一球に心をこめて



ここ数年のことだが、プロ野球を見ていて捕手がやたらボール交換するのが気になる。
ワンバウンドした玉を捕球すると、すぐにニューボールを要求する。

ひと昔前は、三塁線のゴロのファールを三塁手が捕球したら、
そのまま投手に投げ返し、投手は手のひらでボールをこねて投げ続けた。

ほんのちょっとしたことで投手の投球に乱れがあってはならないということで、
次から次へとニューボールが渡されていく。

プロの世界だからと言ってしまえばそれまでだが、ボール一個を両軍ナインが
総出でさがしまわった草野球世代には、やや贅沢に映る光景である。


岡山県の津山商工の福井コーチは、使い古された硬式球を再生する「エコボール」
への取り組みを呼びかけ、その仕組みが先月整った。

県内7つの学校で使う硬式球で傷ついたものは、切れた糸をはずして新たに縫い直す。
縫う作業を請け負うのは県内5つの障害者施設で、1球に付き50円が支払われる。

ふつう、傷ついたボールはテープを巻いて打撃練習用に利用するが、
再度縫い直したボールは投球練習用にも使うことができる。

一球一球に心がこもっているようで、練習の励みになることだろう。

http://koshien.mainichi.jp/news/20150606ddlk33040557000c.html
エコボール

2015年6月10日水曜日

トマトアイスコロッケ



ふだんは冷たいものを温めて食べたり、温かいものを冷やして食べたり…
さらには外は熱いのに中は冷たいといった、あの手この手の食品が登場する。

トマトアイスコロッケは福岡県若松市で開発された商品である。
コロッケには、「JA北九若菜会かっぱ工房」の人気商品「塩のジャム」が使われている。

糖度9度以上の水切りトマトを塩で煮詰めてトマトペーストにし、
そのペーストをまんじゅうのあんのようにポテトで包んで揚げる。

揚げる際にあまりに温度を高くするとトマトペーストの甘みが弱まってしまうという。
弱まらないように揚げ時間を工夫して、
外の衣はアツアツに、中のトマトソースはヒヤヒヤのアイスコロッケが誕生した。


アイスクリームを揚げてコロッケ状にしたアイスコロッケは2005年頃に、
山梨県の喫茶レストラン「コンディトール」で開発され売り出されている。

トマトアイスコロッケはアイスクリーム部分がトマトペーストになったものだが、
今月13,14日に若松市の響灘グリーンパークで開かれる食の祭典で販売される。

http://sp.mainichi.jp/area/fukuoka/news/20150609ddlk40040501000c.html
トマトアイスコロッケ

2015年6月9日火曜日

なつかしの…



高齢者の集いの場とか、交流の場というのを、近年ひんぱんに目にする。
高齢社会で長寿社会だから、たしかに高齢者が行きたくなる場所は必要かもしれない。

しかし、ひと昔前のじいさんばあさんは、グランドゴルフもしていなかったし、
ひんぱんに旅行に出かけるでもなく、畑仕事などをしていたように思う。

畑のある人はそれでいいのだろうが、なにもない人はどうするのか。
一日中テレビと向き合っているのもしんどいだろうし、趣味がないと一日が長い。


そこで、宮崎県小林市では、あのなつかしの「歌声喫茶」が月2回オープンする。
オーナーさんは「人と交流し、大きな声で歌えば心身ともに健康になれる」という。

場所は小林市のオープンスペースで、午後1時半から3時半まで開放する。


歌声喫茶は1950~1960年代に全国に広まっていった。
それから下火になって、2000年頃に再び人気が復活して、また沈静化し、
数年前から盛り上がり、団塊世代のみならず若い世代にもじわじわ人気だとか.

さらに、歌声喫茶が若者にウケる理由は、曲の良さ、親しみやすさ、歌いやすさ
にあるという。

http://www.news-postseven.com/archives/20150606_327358.html
歌声喫茶が最ブーム

2015年6月8日月曜日

ハートマジック



いつ見ても人をハッピーな気分にさせるハートのマーク。
トランプの4種類のカードの中で、他のデザインに最も多く用いられている。

ハート=愛のあかし、あったかいといったイメージからくるのだろう。

このハートさがしを長崎県内で行ったところ…

有名なグラバー園のおよそ3万平米の園内にハート型の石が2ヶ所見つかった。
石をなでれば恋が成就する、願いごとがかなうといった噂が広まった。

高島町で栽培されているたかしまフルーティトマトは薄切りにするとハート型に見える。
糖度も高いので純情ハート、情熱ハートなどのネーミングで売られている。

そして、雲仙温泉街にある国民宿舎「青雲荘」の小地獄温泉の源泉のカタチ。
もともと円形だったのが1982年の大雨で裏山の崖が崩れハート型に変身。

この小地獄温泉は幕末の思想家吉田松陰も訪れたという。

県観光振興課はこうしたハート型のスポットや特産品に着目し、
観光に活かしていこうとハートさがしに力を入れている。

http://www.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/news/20150530-OYTNT50156.html
ハート型の源泉

2015年6月6日土曜日

発電も地産地消の時代



電気はなんでできるの?と問われれば、火力とか水力とか原子力とか答えてしまう。
それに太陽光もある、バイオマスもある、メタンハイドレートなどもある。

ところが、滋賀県湖南市の市民グループが取り組んでいるのは「芋発電」である。
サツマイモを発酵させて取り出したメタンガスを燃料に電気を生み出すという仕組みだ。


昨年11月市民グループは「こなんイモ・夢づくり協議会」を設立し、
芋発電の普及に取り組む鈴木高広近畿大学教授と実用化をめざした実験に取組んでいる。

湖南市はサツマイモの産地ではないのだが、太陽光発電設備を事業所の屋根に設置した
「市民共同発電所」を全国で2番めに整備・普及した実績がある。

まず、休耕田1400平米を地主から借り受け、サツマイモを栽培する。
収穫した芋はスイーツなどに加工し、規格外などの芋を発電にまわすという。


発電も地産地消の時代がやってくるのか。

http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20150525-OYTNT50155.html
こなんイモ・夢づくり協議会

2015年6月5日金曜日

人それぞれの図書館



図書館といえば多くの人が利用するから、日本十進分類法というものに基づいて
本がきちんと棚に並べてある。

歴史関係の本であれば頭に「2」がつくし、文学関連は「9」がつくというように、
ジャンル別の分類がなされている。


だけど、歴史好きには全館歴史書で埋め尽くされているのを歓迎するかもしれない。
そこで、東京都の東久留米市立中央図書館では「ひとハコ図書館」を制作・展示した。

ひとハコ図書館とは巾50cm、高さ33cm、奥行き18cmの木製のボックスに、
自分なりのミニ図書館を作るというものだ。

ある人は絵本ばかりとか、豆本や手作りの本、紳士のための本、雲の上の図書館
といった具合にヒトそれぞれの収集によって展示を行う。


図書館は本がたくさんあるから、たとえ読まなくても安心するという人もいる。

ヒトはこ図書館があれば、未知の世界を開く扉になったり、
開設したミニ図書館を自分なりにひろげていくという楽しみも加わる。

http://honcierge.jp/hklibfes
ひとハコ図書館

2015年6月3日水曜日

あやかり総選挙



6月にアイドルグループAKBの総選挙が行われるが、
それに合わせて東京~滋賀間の6都県の施設とインターネットでも総選挙が行われる。

その総選挙は「TKD57」と名付けられていて、TKDとは東海道の略だそうで、
東海道53次と大阪までの4つの宿場町を対象に、
「行ってよかった宿場町、行ってみたい宿場町」を投票していただくものである。


東海道53次の中の53宿に京都の伏見や淀の宿場が入っていないというのも
初めて知った。

それに東京~滋賀間の施設というのは、草津宿本陣近くの市立草津宿街道交流館、
東海道ゆかりの郵政博物館、東海道かわさき宿交流館、亀山市歴史博物館だそうだ。


近年、歴史めぐり、まちあるきで東海道などを歩くツアーなども人気だそうで、
さらに東海道へ関心をもってもらおうということでの今回の企画らしい。

パンフレットを見ると、「TKD57」が目立つようなデザインになっているが、
東海道は、やっぱ筆文字あたりで和風にデザインしていただきたかった。

https://www.facebook.com/goguynet/posts/1619414704968683
TKD57総選挙ポスター

2015年6月2日火曜日

出世飯



信長、秀吉、家康という戦後乱世の最終章に登場する3人の武将の中で、
最後に天下を取ったのは徳川家康であった。

家康は甲斐の武田信玄の侵攻に備え、遠州一帯を見渡せる三方ヶ原の丘に着目した。
天下を取るためには、まず信玄を倒さなければならないと判断した家康は、
元亀元年(1570)三方原台地の東南端に浜松城を築城し駿遠経営の拠点とした。

これが功を奏して、のちのち天下取りへとつながっていく。
その故事から浜松は家康が出世飯を食べた地⇒「出世の街」として売り出している。


昨年12月、市内の飲食店主らが出世飯第1弾の高級丼9種類を完成させ、販売を始めた。
第2弾は、ホテルコンコルド浜松とオークラアクトシティホテル浜松の飲食店計4店舗が
提供する丼やコース料理である。

出世飯には条件があり、浜松産食材を使い、次のうちの1つを満たさないといけない。
1つは縁起物を使っていること。2つめは高く盛っていること。3つめは揚げ物があること。
(出世運が上がるように)そして最後が金粉で輝いていること。


狙う客層は出張で訪れるビジネスマンだが、高級食材をふんだんに使って、
単価も「浜松出世パワー丼」が5000円、コース料理は7000円~15000円と高価である。

出世するには、そんなにケチケチしないで気前よく使えということかもしれないが、
企画自体が果たして出世していくのだろうか?

http://www.totoichi.com/enshuhamamatsu/shogundon.html
こちらは10000円の出世飯「将軍DON」

2015年6月1日月曜日

まちなかの絶滅危急種



国際自然保護連合が作成した絶滅のおそれのある野生生物のリストを
レッドリストといい、初版は1966年に発表された。

同じレッドリストでも、次のようなものもある。

「ところざわ絶滅危急種」は野生生物をまちなかの昔なつかしい風景やレトロな建物や
道具などに置き換えて、レッドリストをつくろうという取組みである。


具体的にはどういうものかというと、ゴミ出しが一般化する前にゴミ収集場所として
設置されたコンクリート製のゴミ箱、百貨店名が記されたほうろうの看板などなど。

このアイデアは3年前に一般公募した際に市民から寄せられたもので、
市は今年3月から対象物件に関する情報提供を呼びかけた。

しかし、情報の集りが悪く、締め切りの5月31日までに何件寄せられるのか
きわめて厳しい状況にある。

いわば、企画自体が絶滅危急種となりかねない。


アイデアは面白いのに、なぜうまく進行できていないのか。

担当部署の市教委生涯学習推進センターふるさと研究グループは
「予算もなく、広報紙で呼びかけるしかなかった」と説明されているが、
それは言い訳であって、金がないなら知恵をしぼるべきだと思うのだが…

http://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/news/20150522-OYTNT50392.html
昔懐かしい所沢残そう