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2015年8月31日月曜日

信玄・金山・町おこし



ゴールドラッシュは外国ばかりではなく、日本でも金には敏感に反応する。
徳川家の埋蔵金などは、テレビ番組などに取り上げられたりする。


甲斐の国は山梨県、神奈川県との境に近い上野原市秋山地区の「金山金山遺跡」は
甲斐の国を支配した戦国武将武田信玄の隠し金山と呼ばれている。

伝説によると、応永年間に九州八女の豪族星野正実が金鉱を発見し採鉱、
そのことを信玄が知り軍資金獲得のために支配下に置いたという。

以後、武田家、後に徳川家などが採鉱を行ったものの大きな成果は出ていない。


しかし、発見者である星野正実の子孫が2012年に金山神社近くに資料館を建てた。
資料館の近くには砂金採りの体験場などもでき観光地として整ってきた。

首都圏にも1時間ほどという好立地をアピールし、
金山を町おこしの起爆剤として活用していこうというプランが進行中だ。

信玄と金の力でゴールドラッシュとなるのか、今後を見守りたい。

http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20150820-OYTNT50131.html?from=tw
信玄の隠し金山で町おこし

2015年8月28日金曜日

文を魅(見)せる



文章というのは小説にしろ詩にしろ俳句にしろ、読んで感動をいただく。
そうした文章が流れ落ちる五色の滝の中に浮かぶとしたら…

こうなれば、読む感動に、視覚的な見る感動が加わってくる。


こうした文章の魅せ方にこだわったのが、福井県坂井市丸岡町。
丸岡町と聞いてピンときた人もいるであろう。

そう、丸岡町は「一筆啓上 日本一短い手紙」コンテストで有名である。
コンテストは20回を越え、毎度毎度多くの手紙が寄せられる。


そこで、公益財団法人丸岡文化財団が運営する
「一筆啓上 日本一短い手紙の館」では、過去20年以上にわたる作品の中から
入賞作品が滝のように流れ落ちる「FUMI NO TAKI」の展示を始めた。

HPには「圧倒される映像があなたの心に沁みわたります」とあるが、
実際にどんな感じなのか、一度見てみたい。

http://www.tegami-museum.jp/exhibition
一筆啓上 日本一短い手紙の館

2015年8月27日木曜日

コシ、ササの後継ブランドは?



以前は「コシヒカリ・「ササニシキ」といえば美味しいお米の代表格だった。
だったという過去形で語るのはふさわしくないのかもしれない。

今だって、コシヒカリとササニシキは上位を保っているものの、
コシヒカリは2007年までは出荷時検査数量の割合が8割を越えていたのだが、
ここのところ7割を下回っている。

コシヒカリは主に新潟、富山、石川、福井の4県が主産地であり、
その中で福井県は47,9%と減少している。

原因としては、コシヒカリだけを栽培していると、田植えや稲刈りなどが
ある時期に集中してしまい作業をこなせないという問題がある。

また、近年の猛暑に対してコシヒカリよりも高温耐性のあるハナエチゼン
といった品種への転換も多い。


米作りは手間ひまかかる上に、田植えから収穫までの期間が長いだけに、
パパッと多品種へ切り換えることができない。

ブランドを確立するにも2~3年という短期ではむずかしい。
今後、どんなブランドが台頭してくるのだろうか。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150820-OYT1T50005.html?from=ycont_top_photo
コシヒカリ離れ

2015年8月26日水曜日

ハイブリッドスイーツ



ハイブリッドスイーツなるものがある。
たとえば「クロナッツ」、クロワッサンにドーナツを融合したものだ。

単体で見ると、どこにでもあるありきたりなスイーツではあるが、
2つが融合することで新たな魅力を生み出していく。


この夏のハイブリッドスイーツは「アイスクリームバーガー」。
アイスバーガーなるものはすでにコンビニ等に並んでいるが、
こうしたお手軽なバーガーとは異なり、具材に高級なものが使ってある。

都会で販売されているグルメアイスバーガーもあるが、
どちらかというと地方で開発されたアイスバーガーの方がおもしろい。


バンズの中にアイスを挟み、チョコレートや、小野町の特産品でもある
ブルーベリーなどの甘いソースをトッピングしてナッツをあしらった
「おのまち小町アイスバーガー」は、アツアツ冷んやりなスイーツ。

福島県田村郡小野町の食料品店が30年以上も前に開発し、
「アイスバーガーの歌」というイメージソングまである。


さらに、福島のおとなりの山形県では「メロンの鶴姫レッド」と
「だだちゃ豆」のアイスバーガーを開発して売り出している。

鶴姫レッドは庄内砂丘メロン、だだちゃ豆は鶴岡の特産品で、
地元でできた人気食材を別の角度から楽しんでというのがコンセプトだ。


夏向けの食材と冬向けの食材の融合、山の産品と海の産品の融合など
いろんなハイブリッドが考えられそうだ。

http://yamagata-np.jp/news/201508/16/kj_2015081600326.php
鶴岡アイスバーガー

2015年8月25日火曜日

リアルかかし



「へのへのもへじ」など、かかしといえばユーモラスなものが一般的で、
デフォルメされた顔つきやオーバーアクション気味のものが多い。

ところが、秋田県大館市釈迦内の国道7号沿いに立つ24体のかかしは、
本物の人間と見まがうほどリアルにできている。

野良着を着て長靴を履いて手押し車を押す老婆、
ベンチで子どもと遊ぶ家族など、服といい、表情といい、
生活の中のワンシーンを切り取ったみたいだ。

一般的でありきたりなかかしでは面白みにかけるということで、
デフォルメするよりリアルに近づけることで面白みを表現した。

一体つくるのに2~5時間ほどかけるそうで、
その甲斐あって、かかしに魅せられて、しばし鑑賞にふける人たちも。

雀などメインターゲットである鳥たちは、どんな思いで見ているのだろうか?

http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20150814-OYTNT50357.html
本物と見まがうほどのかかし

2015年8月24日月曜日

思い出を呼び水に!



お盆や正月の帰省を狙って、各学校では同窓会を催すところが多い。

過去の同じ時期を、同じ場所で、同じ仲間と時間を共有したことが
思い出となって、再会の場をつくるとおのずと集まってくる。

なつかしいね。あの頃はああだった。その後どうしてた?
によってひと晩では語り尽くせないほどの青春というものがよみがえる。

ふるさとを離れ都会で暮らす人の中には、そろそろ帰ってもいいかな…
などと里心がついてしまう人もいる。


そんな県外在住者に同窓会を機に、ぜひともふるさとへUターンして欲しいと
同窓会に補助金を出す自治体が現れた。

青森県弘前市で、補助額は一人2000円、上限は5万円である。
同窓会開催の2週間前までに申請書を市役所に提出し、開催から1ヶ月以内に
実績報告書を提出する規定になっている。

さらに、同窓会には20人以上が出席し5人以上が県外在住者、25~40歳などと
いわばUターンしてきて現役で地域の力となる人という願望が見えてくる。


Uターン者を定住させるひとつのきっかけにはなるが、
帰って来て就ける仕事があるか?暮らす環境が整っているかも大事である。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150813-OYT1T50047.html
同窓会に補助金

2015年8月21日金曜日

タコゲノム解読



ワールドカップでの優勝国予想など、一時話題になったタコだが、
無脊椎動物の中では最も高い知能をもつとされている。


そこで、タコの全遺伝子情報(ゲノム)の解読作業が進められ、
このたび沖縄科学技術大学院大学などの研究チームが全部の解読に成功した。

解読の結果、タコの塩基配列は27億対と、
31億対あるヒトとほぼ同じであることが判明した。

研究は米シカゴ大、カリフォルニア大バークレー校と共同で行われた。

研究に捧げられたのはカリフォルニア・ツースポットタコで、
ツースポット(二つ目)という名の通り、頭部両側にある青い斑点がある。

しかも、斑点は輝きを発する一対の義眼であって、
外敵に襲われた時に自分を大きく見せて難を免れるという賢さを身につけている。


そうした生態はじめ、無脊椎動物から脊椎動物への進化の過程などが、
今回の全ゲノム解読でわかってくるのではないだろうか。

おまけに予想能力のレベルなどもわかったら、教えていただきたい。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-247307-storytopic-7.html
タコの頭の良さ証明

2015年8月20日木曜日

濡衣塚



祭りの起源をさぐっていけば、「へえ~」と思うことに出くわす。

福岡市博多区千代にある「濡衣塚」という石碑の前で先日供養が営まれた。
濡衣という言葉は無実の罪であり、今でも冤罪などとともによく使う。


では、この濡衣塚に眠っている人物はだれか?

時は1300年近くさかのぼった聖武天皇の時代、悲しいできごとが起こった。
筑前の国司として佐野近世夫婦と娘の春姫がやって来た。

筑前に在任中、佐野近世の妻が亡くなり、佐野は土地の女を後妻に迎えた。
佐野と後妻の間に女の子が生まれたが、後妻にとって疎ましいのが春姫。

そこで、後妻は一計を案じる。春姫が漁師が使う釣り衣を盗んで困る、
と知り合いの漁師を使って国司である佐野近世に訴えさせる。

訴えとともに、その証拠を見せられた。
証拠というのが、濡れた釣り衣を着て眠る春姫の姿であった。

佐野近世は逆上し、わが娘をその場で切り捨てた。

一年後、無実の罪を訴える春姫が佐野近世の夢枕に現れ、
近世は自分の行動を悔い、出家して春姫のお墓を建てて弔ったという。

それが濡衣塚と呼ばれ、今はお盆の時期に供養祭が営まれている。

http://www.fukuokayokatoko.com/?MN_disp_report=1;g=11;a=1;i=35
濡衣塚

2015年8月19日水曜日

「すいか音頭」復活



「音頭=おんどう」とは、多人数で歌うとき、まず一人が歌い出して調子を
とること。最初に歌い出す人を音頭取りという。

東京音頭はじめ全国各地にご当地の音頭があるが、音頭取りが指揮をとって
みんながいっしょに歌い出すというところが庶民的である。

また、農業や漁業といった労働の中でも~音頭が生まれ、
全員の意思疎通や力を合わせるという精神を育む労働歌ともなっている。


さて、夏の果物とといえばスイカだが、「すいか音頭」という歌が、
全国でも有数のスイカ産地である熊本県植木町に残っている。

1974年に中沢昭二さん、岩代浩一さんコンビが作った歌で、
故ばってん荒川さんが歌い、町ではスイカPRのために試食販売会で流したり
盆踊り大会や秋祭りなどで歌い踊っていたという。

当時はCDではなくレコード盤で、ジャケットには往年のばあちゃんスタイルの
ばってん荒川さんではなく、半纏をまとった凛々しい荒川青年が。

それが時代とともに忘れられた存在になってきて、町内の自治会長が
「地区を知ってもらい農業振興を図ろう」と呼び掛け、この夏復活した。


地域の人たちが輪になって歌い踊り、見知らぬ同士が親しくなって
大きな和が生まれる。後は有能な音頭取りの出現を待つばかりだ。

https://kumanichi.com/news/local/main/20150814003.xhtml
覚えてる?「すいか音頭」

2015年8月18日火曜日

在来線応援団



新幹線が走るようになると、沿線の市町村は恩恵を受けるが、
並行在来線などは一気に火が消えたようにさびしくなってしまう。

新幹線が飛ばす駅をフォローしていく地域の生活鉄道という位置付けだが、
赤字がかさみ第三セクターに移管され、やがて廃線という道をたどることが多い。


この春、北陸新幹線が開業したが、在来線のあいの風とやま鉄道は、
路線を守るために、開業前に「ファンクラブ」が設立された。

会員には団体でも個人でもなることができ、現在個人と団体を合わせて
およそ7200に上っている。昨年10月からの会員募集開始だから好成績である。

クラブ会員には利用期間限定の一日フリーきっぷ(大人1500円相当)が贈られ、
自分たちの駅は自分たちがどんどん利用して守っていこうというスタンスだ。


時代とともに交通機関も変わっていくが、
鉄道の場合、駅舎跡やレールや枕木が取り除かれた軌道を見るのは物悲しい。

http://ainokaze.co.jp/
あいの風とやま鉄道

2015年8月17日月曜日

女子球児の夏



夏の甲子園も今日がベスト8の対決、終盤に向けて俄然盛り上がっている。

7月26日、同じ兵庫県の丹波市立春日総合運動公園の球場では、
女子球児の熱い戦いが繰り広げられていた。

全国高等学校女子硬式野球選手権大会の第3試合。
春の選抜大会でベスト4に入った東京の駒澤学園女子高校対室戸高校。


室戸高校は今年初めて部員が9人以上に達し単独チームでの出場だった。
3年生4人が創部時のメンバーで、過去2年間は他校との合同チームで戦った。

今回はふだんから練習をしている仲間と試合に臨み気合が入っていた。
しかし、試合はエースが2回まで無失点でしのいできたが、
3回以降に失点し、結果5-0で散っていった。

創部からこの日が来るまでは、監督でスポーツ用品店を営む亀井司郎はじめ
関係者の並々ならぬ苦労があった。


やっと立てたグラウンド、結果はともあれ一投一打を刻んだ始まりの日である。
野球にかぎらず、この夏、頂点をめざすさまざまな甲子園がある。

http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=342519&nwIW=1&nwVt=knd
女子硬式野球部1期生が最後の夏

2015年8月14日金曜日

冷やしカレーで暑気払い



お盆に入ったが、連日猛暑日が続いている日本列島。
少しでも涼しく、衣食住のいろいろな面で工夫をして暑さをしのいでいる。

とりわけ、食の世界におめみえした「冷やしカレー」は異色である。
氷水で洗ったご飯の上に10数種類のスパイスを使ったさらさらのルーをかけ、
その上に生野菜と豚しゃぶ、白ごまペーストなどをトッピングして食べる。

口にすると、その冷たさにビックリ!。スパイスの香りがさわやかで、
清涼感をたっぷり味わえるという。

また、「世界で2番めにおいしい焼き立てメロンパンアイス」という
お店が販売しているメロンパンアイスも大人気で月に40万個も売れている。

メロンパンアイスは焼きたてのメロンパンにアイスクリームをはさんだもので、
溶け出したアイスがメロンパンにしみこんだ食感がたまらないとか。

カキ氷、ソーメンといった冷やしの定番メニューが替わる暑さである。

http://www.yomiuri.co.jp/life/drink/dnews/20150810-OYT8T50118.html
冷やしカレー、メロンパンアイス

2015年8月13日木曜日

ゴミの山が宝の山へ



夕張市といえば、メロンのまち、映画祭、そして財政再建団体など、
栄光と衰退の歴史が刻まれている。

もともと炭鉱の町として栄え、1889年に夕張採炭所が設置された。
その後鉄道の開通により発展し、優良な鉄鋼コークス用原料炭を産出。

最盛期の1960年代には夕張鉱業所として一砿・二砿・三砿・清水沢砿を有し、
年間100 - 150万tの出炭量を誇ったという。

しかし、時代とともに石炭は輝きを失い1990年に最後の鉱山も閉じた。
かつて石炭採掘で出てきた土砂の山である「ズリ山」も取り残されたまま。


閉山から15年、わびしくたたずむズリ山が光を取りもどそうとしている。
夕張市の建設業者が石炭を採鉱するプラントを備えた
「夕張高松ズリ選炭工場」を今月5日に完成させた。

このプラントでは稼働時期の4月~11月までに年間約3万トンを採取する。
販売は商社を通じて製紙工場や製糖工場へ出荷していく。

ゴミの山と呼ばれ、やっかいものだったズリ山が宝の山と生まれ変わる。

http://www.ab.auone-net.jp/~haikyo/haisen/yuubari/yuubari.html
北炭夕張炭鉱

2015年8月12日水曜日

変幻自在な万能ソース



食の世界はどんどんひろがっていく。ちなみに食卓の調味料を見てみよう。
醤油やソースは定番だがマヨネーズ、ケチャップ、ドレッシングはじめ
いろんな種類の調味料が並んでいるのではなかろうか。

ソースにしたってとんかつソースがあれば、お好み焼き用のソースもある。
材料や調理方法によって使う調味料も変わってくる。


それなら、どんな料理に使っても旨味を引き出すソースがあれば…
ということで考えられたのがニンジャソースである。

福井県の旅行代理店の社長が4年前から開発に着手し、5月に完成した。
福井市にある天然醸造しょうゆ「幕末のソイソースをベースにして、
タレやドレッシングを専門に作っている食品メーカーに依頼して製作。

700回以上海外へ出かけたという旅行代理店の社長がニンジャソースを
海外で紹介したところ、現地の料理人がさまざまにアレンジして、
新しい味わい方が出てきたという。


ニンジャソースのキャッチフレーズは「どんな料理にも合う変幻自在なソース」
であり、今後いろんな食の場に出現しそうである。

http://hokuriku-omiyage.com/products/detail.php?product_id=40
忍法美食の術

2015年8月11日火曜日

ひと缶で25%バック



過疎化、少子化に伴う人口減少で学校が閉校や廃校に追い込まれている。
学校がある地域やその学校の卒業生にとっては断腸の思いであろう。


島根県の吉賀町にある島根県立吉賀高校も入学者の減少にともなって
人的資金的に活動がさびしくなってきつつある。

そこで、吉高応援隊なるものが2013年秋に結成され支援活動を行っている。
吉高応援隊は町民有志13名からなる団体で、シンポジウムやワークショップを
開いたりして、同校の魅力アップやPR活動などを後押ししている。


このたび応援隊が目をつけたのは大手飲料メーカー伊藤園。
伊藤園には島根県浜田市産の茶葉が納入されていて、
売上の一部が吉高の活動資金に充てられる自動販売機の設置を提案した。

提案は受け入れられ、吉賀町内の20箇所を目標に自動販売機設置が進んでいる。
企業としては自社製の製品が売れ、地元の吉高は売上の25%が活動費になる
という仕掛け。

なかなか頭のいい人がいるものだ。

http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=554290004
自販機使い吉高支援

2015年8月10日月曜日

マッチをサンキューベリーマッチ



40数年ほど前、喫茶店に入るとその店のマッチをもらうのが楽しみだった。
いろんな形やデザインのマッチ箱があって、
タバコを吸わないのにマッチをもらって帰ったりした。

ところが、マッチ箱というのを長いこと目にしていない。
お盆で墓参りに行っても、線香への着火はライターで済ませている。

会社の応接室などにも広告マッチが置いてあったのに今は見かけない。
マッチの擦り方はおろか、マッチの存在さえ知らない子も多い。


そんな中、兵庫県の姫路信用金庫は粗品にマッチを採用したところ、
需要が高まるお盆を前に評判は上々だとか。

神戸市にある日本燐寸工業会によると、
140本入りサイズのマッチを金融機関の支店単位での発注は40年ぶりという。

箱から取り出し、擦って着火した時の独特の匂いと炎の輝きに胸が鳴り、
軸が燃え尽きないうちに火を移すというドキドキ感が刺激的だ。

火遊びはご法度だけど、高揚する心は多くの子どもに味わってもらいたい。

http://www.match.or.jp/index.html
マッチの世界

2015年8月8日土曜日

トップシークレットを公開



いつの時代にも情報に敏い人というものがいるものだ。
旧古河藩家老であった鷹見泉石という人はぼう大な情報集と諜報を行った。

嘉永6年(1953)6月に黒船を率いてペリーが浦賀にやって来るが、
泉石はその一年前から来航のことを知っていたという。


当時の最新ニュースを集めた風説書には2種類あって、
ひとつは簡略化したもの、もうひとつは別段風説書と呼ばれた詳細版で、
こちらは老中首座阿部正弘はじめ数人しか見ることができなかった。

こうしたトップシークレットを泉石は独自の諜報活動で手に入れ、
そこに記されたペリー来航の詳細を事前に知ったという。

しかも、彼は当時の官僚動きだけではなく、
市井の動揺や反応を知るための手がかりなどまで収集していたという。

ふだんはなかなか見ることのできない極秘資料を公開した
企画展「黒船来航」が、古河市の古河歴史博物館で開かれている。

http://homepage2.nifty.com/aquarian/Essay/Es030427.htm
鷹見泉石

2015年8月7日金曜日

ご当地PR落語



特産品にしろイベントにしろ、地方のものを全国に発信していくには、
メディア選択はじめいろいろと多くのハードルがある。

マスメディアを使い資金をそこそこ投入したとしても効果は事前にわからない。
そこで、最近はツィッター、フェイスブックといった低コストで済む
ソーシャルネットワークを利用した情報の拡散を試みるケースが多い。

メディア選択もさることながら、コンテンツの中身も重視される。


ギョーザで有名な栃木県宇都宮市の創作落語・漫談師の田螺踊理さんは
「宮ギョーザ」という新作落語を始めた。

内容は「オリオンギョーザ」「ジャズギョーザ」など宇都宮の
10種類のギョーザを宇都宮市長が品評していくというもので、
品評の中に宇都宮市のPRを随所に散りばめたもの。

いわゆるご当地PR落語というものだが、果たして「うまい!」の
落ちがつくかは聞いてみてのお楽しみ。

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20150715/2020271
ご当地落語「宮ぎょうざ」

2015年8月6日木曜日

らせん水車



水力、火力、原子力、太陽光、バイオマス、風力などなど発電方法は様々で
日本でもいろんな地域でいろんな発電が試みられている。


水車といえば水をくみあげたり、水車の力を使って米を搗いたりするが、
発電にも応用されている。

水車の部分をらせん状にして、上部から下部へ水を流すことで水車を回し、
水車に直結した発電機を稼働させようというものである。

発電能力はそれほど高くはないが、農村地帯には小さな水路がたくさんあり、
こうした水の力を利用して発電し、20~30戸分の電気を賄おうというものだ。

らせん水車は水の流れが少なかったり、落差があまりないところでも
発電できるのが特長で、設置費用も低めなのも嬉しい。


現在、鹿児島県薩摩川内市東郷町藤川地区内に完成し運転を始めている。
3年ほどかけて実証実験を行い課題を探っていくという。

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1506/11/news026.html
らせん水車

2015年8月5日水曜日

かんぴょうスピーカー



このところシャムゲタン、出前美容車、乾電池で動く電車など、
なにそれ?というネタが多いが、今日は「かんぴょうスピーカー」。


かんぴょうの原料になる「ふくべ」はユウガオの実である。
ふくべはアラビアやインドの弦楽器にも使われてきたという。

音の出るものの筐体に使えばいいかもしれない。
そう考えた栃木県小山市の音響設備会社はスピーカーの箱に使ってみた。

音の良さは想定通りで、見た目のユニークさも受けてテスト販売は大成功。
そこで、この秋以降の正式販売へ向けて作業が進んでいる。

このかんぴょうスピーカーは外観がアニメキャラか宇宙人みたいで、
実にかわいらしくインテリアとしても注目度が高い。

ちなみに、かんぴょうの生産量は栃木県が8~9割のシェアを占めるという。

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20150203/1858347
かんぴょうスピーカー

2015年8月4日火曜日

えっ?電車が乾電池で動くとは



秋田県大館市の大館駅から秋田県鹿角郡小坂町の小坂駅に至る
小坂製錬が運営していた貨物鉄道路線は小坂鉄道とも呼ばれていた。

2009年に廃止になり、2014年から小坂レールパークとして親しまれている。
体験型の観光施設で、ディーゼル機関車の実際の運転が体験できるなど
ユニークな企画で観光客にも人気である。


そして、この夏休みにはなんと乾電池で動く電車への無料試乗を体験できる。。
乾電池電車はパナソニックが製作し、動力源は同社のアルカリ電池エボルタ。

エボルタ99本のチカラによって電車は動き、昨年11月に実際に子どもを乗せ
8,5kmほどを快調に走った。

車体は幅1,6m、高さ2,2m、長さ4,1mとそんなに大きくはないが、
電池で走るとあって鉄道ファンならずとも一度は乗ってみたい列車である。

なぜパナソニックが乾電池で動く電車をつくったかというと、
エボルタ電池のCM撮影用のものだったという。

CMを撮影したらお役御免で小坂町に寄贈された。

http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20150726-OYTNT50090.html
乾電池で動く電車

2015年8月3日月曜日

出前美容の流れを変える!?



夏になるとキャンプに出かける人も多い。オートキャンプも人気で、
大きなキャンピングカーで長期にわたって旅が楽しめたらと思う。

キャンピングトレーラーに「エアストリーム」という車種があって、
流線型のボディーは魅力で多くのファンの心をつかんでいる。


このエアストリームを改造し「ヘアストリーム」と名づけた車が
9月頃には神戸市の垂水区あたりを走っているにちがいない。

ヘアストリーム号とは訪問美容車で、体が不自由で美容院まで来れなくなった
人の家の近くまで出向いて行って、車内で実店舗同様のサービスを提供する。


車内は木目調、革張りソファやBGMのスピーカーなど内外装にこだわったのは、
ただ美容だけの目的ではなくサロン的雰囲気を満喫してもらいたいから。

オリエント・エクスプレスのような車内でのひととき、
これまで出前理容・美容のストリーム(流れ)を大きく大きく変えるかも…

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201507/0008257906.shtml
ヘアストリーム号

2015年8月1日土曜日

暑気払いにシャモゲタン



しゃもという鶏は漢字で軍鶏と書くことから、闘鶏用かなと思っていた。
ニワトリだから卵も産むし、しゃも鍋のように食用としてもおなじみだ。

さつま若しゃも(鹿児島県)、伊予路しゃも(愛媛県)、近江しゃも(滋賀県)、
駿河シャモ(静岡県)、タマシャモ(埼玉県)、奥久慈しゃも(茨城県)、
それに青森県の青森シャモロックなど全国にいろんなしゃもがいる。


地産地消なりブランド化なり、あの手この手での販売合戦が繰り広げられ、
肉質そのもののすばらしさとともに、調理法、食べ方などもPRされる。

その中で茨城県の奥久慈しゃもに「シャモゲタン」というメニューが加わった。
言うまでもなく韓国を代表する鶏の煮込み料理であるサムゲタンをヒントに、
茨城県大子町の特産品販売室や奥久慈しゃも生産組合などが協力して考えた。

水で煮込んだ奥久慈しゃもに、米やユバ、ニンニク、リンゴ、クレソンなど
大子産の素材を加えて仕上げる。
さらに漢方の材料になる漆の枝を入れて、薬膳の効果も持たせたという。


寒い冬はもちろんだが、本場韓国では夏バテ予防にサムゲタンを食べることから
暑気払いにもとシャモゲタンのPRに熱が入る。

http://www.town.daigo.ibaraki.jp/page/page001631.html
シャモゲタン