「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年8月22日火曜日
感情を揺り動かす
投稿するのは、おにぎりの写真。投稿先は特設サイト科SNS。
投稿した写真1枚に付き100円が協賛企業や寄付者から寄せられる。
寄せられた善意は貧困にあえぐ世界の子どもたちの支援にまわされる。
2015年にスタートして投稿されたおにぎりの写真は11万件、
約1700万円の寄付金が集まった。
プロジェクトを提唱したのは東京のNPO法人テーブル・ツー・フォーに
勤務する福井県あわら市出身の大宮千絵さん。
おにぎりアクションプロジェクトとして展開されたわけだが、
アジアマーケティング連盟の第3回アジア・マーケティング・エクセレ
ンス賞(AMEA)の大賞を獲得した。
プロジェクトには芸能人や政治家なども参加し、100円で途上国の給食
5食分になり、85万食分を支援した計算になる。
プロジェクトの進行にあたって広告費用ゼロというのがスゴイ。
いかに人々の感情を揺り動かすか、損得いうモノサシでは動かせない。
http://jp.tablefor2.org/campaign/onigiri/
おにぎりアクション2016
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