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2015年9月9日水曜日

お嬢様が戦国武将に



幕末の大老・井伊直弼をグーグルで検索すると436000件ヒットする。
しかし、井伊直虎では557000件と100000件ほど多い。

井伊直虎って歴史の教科書に出ていたっけ?その人いったいだれ?
というのが一般的な認識だった。

先般、NHKが2017年度の大河ドラマに井伊直虎を主人公にした
「おんな城主 直虎」を放送すると発表した途端、
一気にブレークした。

井伊直虎は戦国時代を生きた遠江井伊谷の領主で女地頭とも言われた。
武田、今川、織田など群雄割拠する戦国の世にあって、
井伊家の存続と領民の生命を守るために徳政令を出したり善政を施した。

その直虎が大河ドラマのヒロインとしてよみがえるわけだから、
地元の井伊谷(静岡県浜松市北区引佐町周辺)は歓迎ムードにつつまれている。


NHKの大河ドラマは1年間を通しての放映であり観光への効果は大きい。
どこの自治体もドラマの主人公になるようなヒーロー・ヒロインさがしに
必死であり、ことあるごとにNHKへプッシュしている。

それでもって、実際放映決定となると慌てふためくケースが多いようだ。
放映がゴールではなく、その後のフォローまで考えておく必要がある。

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130809/dms1308090730003-n1.htm
お家滅亡の危機を救った女武将・井伊直虎

2015年9月8日火曜日

鉄の肺



なんだかすごい名前である。長さ190センチ、直径80センチの円筒状の
機密タンクに付けられた名前である。

アメリカのエマーソン社が開発した人工呼吸器「鉄の肺」は、
1920年以降世界に普及していった。


使い方は鉄の肺の中に首から下を入れて、
機密タンク内で変化する気圧に合わせて呼吸を行うというものだ。

肺気腫や結核後遺症の慢性呼吸器患者の症状悪化時に使用され、
静岡市の市立病院に導入された鉄の肺は80年代まで稼働した。

機器自体があまりに大きいことや陽圧式人工呼吸の普及に伴い、
鉄の肺は無用の長物となってしまった。


鉄の肺は機器に体をおおわれたまま食事や会話ができ、
アメリカの作家マーサ・メイソンは鉄の肺の中で61年間生きたという。

http://www.anesth.hama-med.ac.jp/Anedepartment/m-memorial-tetsunohai.asp
鉄の肺

2015年9月7日月曜日

下を見よ


ポスターや看板など広告物の多くは人の目線に入りやすい位置にある。

ところが、病院なんかへ行くと、診療科や病室の案内は
床に色テープが貼ってあって、赤を進めば内科といった表示だ。

ポスター等の広告物が床にあってもいいが、食べ物とかだと
お客様の足に踏まれることになってイマイチもどかしいところがある。


新幹線効果でにぎわっている北陸一帯だが、、
初めて来た人が迷わないように観光地への方角や距離を記した案内表示を
路面に施して整備を図るという。

金沢市内は歩いてまわる観光客が多いことから
歩道の上に案内を表示することで、歩く観光を推進していく。


スマホの地図案内も便利だが、地面を見ればわかるというのも
旅行者にはありがたいアイデアである。

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/HT20150828401.htm
路面に道案内

2015年9月4日金曜日

源氏を世界へ



京都府西京区に「朗読アンサンブル 京・Genji」という
主婦で構成されているサークルがある。

朗読アンサンブルのメンバーは平安朝の衣装を身にまとって
源氏物語を題材にした朗読劇を演じている。


しかも、公演は国内にとどまらずイギリスやフランスなど国外でも行う。
これまでに国内外約70ヶ所で上演してきたという。

演目は光源氏の生い立ちから晩年までに彼を取り巻く人たちの
愛や苦悩などを描いた「うたかたの花の夢」。


朗読劇を外国で行うとなると、それぞれの国の言葉に台本を書き換え、
発声なども入念に稽古しないといけないだろう。

日本の文化を海外に伝えたい、そんな思いで稽古を重ねるメンバーだが、
やはり、思い立ったら行動に移すことが大事。

熱意と誠意は言葉や習慣は異なっても伝わるにちがいない。

https://www.youtube.com/watch?v=xo_gpbX8dms
むらさきしきぶといふものありけり

2015年9月3日木曜日

瓦ソーメン流し



秋雨前線が居座ってうっとおしい毎日であるが、季節は夏から秋へ向かっている。
夏の思い出といえばいろいろあるだろうが、ソーメン流しというのも定番である。

ソーメン流しは青竹を半分に切って節を落としてつないだものが一般的だが、
兵庫県南あわじ市で催された「淡路島瓦まつり」には瓦をつないだ台が登場した。


淡路島の瓦は400年の歴史があり、伝統の技は脈々と受け継がれている。
なかでも風格と気品ただよういぶし瓦は人気である。

瓦の産地であることを地域の子どもたちに、もっと知ってもらおうと、
先述の瓦をつないでつくったソーメン流しはじめ工作体験などが行われた。

地元の幼稚園の園児が創作ダンス「瓦ダンス」を踊ってイベントを盛り上げた。


こうした地場産業を核として地域住民もしくは周辺住民が一堂に会し、
イベントに参加し、楽しみ、ついでに歴史や文化を学ぶのはいいことだ。

知恵を絞れば、これまでとは異なる輝く何かが見つかる。

http://www.kobe-np.co.jp/news/awaji/201508/0008352077.shtml
瓦で流しそうめん 淡路島

2015年9月2日水曜日

縁起物



苦しい時、辛い時に神仏にすがるというのはよくある。
すがったから苦しみから解放されるとは限らないが気休め程度にはなる。

神社へ行けば、子どもの成長、合格、就職、結婚、長寿、商売繁盛など
いろんなお願いごとにこたえてくれる縁起物が並んでいる。


兵庫県神戸市須磨の網敷天満宮は、学問の神様菅原道真公をまつってある。
神社に新しく加わった縁起物は「合格結びお弁当包み」と
「人生波に乗れる手ぬぐい」のふたつ。

合格結び…は梅の花をデザインした50センチ四方の弁当包みである。
角に「合」と「格」の文字が記され、角と角を結ぶことで
「合格」という文字が完成する仕掛け。

一方、人生波に乗れる手ぬぐいは、ビジネスでもプライベートでも
波に乗れるようにと祈願するものでサーフボードに乗る天神様を描いたもの。

人生どんな時もあきらめず、前向きにといった思いがこめられていて、
この2つがあれば学業も仕事も道が開けることまちがいなしというわけだ。

もっともっと遊び心のある縁起物があってもいい。

http://www.tsunashikitenmangu.or.jp/
網敷天満宮

2015年9月1日火曜日

外国人だけの消防団



「草津よいとこ 一度はおいで」で知られている草津温泉は群馬県で、
滋賀県にも草津市があり、よく混同してしまう。

滋賀の草津にも温泉があることはあるが、群馬ほど有名ではない。


この草津市に今日、留学生を中心に外国人だけで構成する消防団ができる。

なんでまた外国人だけでかというと、草津市には立命館大学びわこ・くさつ
キャンパスがあり、ここの留学生を含めて約2000人の外国人が暮らしている。

火災や震災など、もし何かあった場合に、言葉の問題などをふくめて
2000人ほどの外国人を危険から守ってくのは大変である。


そこで、草津市が災害時の避難誘導や防災啓発を目的として
在住の外国人に呼びかけ、中国人・韓国人・ベトナム人など9人が入団する。

居住している外国人にとっても、もしもの時に言葉がわかり、
スムーズに避難誘導してくれる人がいれば安心であろう。

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150828000041
外国人だけの消防団誕生