「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年9月3日木曜日
瓦ソーメン流し
秋雨前線が居座ってうっとおしい毎日であるが、季節は夏から秋へ向かっている。
夏の思い出といえばいろいろあるだろうが、ソーメン流しというのも定番である。
ソーメン流しは青竹を半分に切って節を落としてつないだものが一般的だが、
兵庫県南あわじ市で催された「淡路島瓦まつり」には瓦をつないだ台が登場した。
淡路島の瓦は400年の歴史があり、伝統の技は脈々と受け継がれている。
なかでも風格と気品ただよういぶし瓦は人気である。
瓦の産地であることを地域の子どもたちに、もっと知ってもらおうと、
先述の瓦をつないでつくったソーメン流しはじめ工作体験などが行われた。
地元の幼稚園の園児が創作ダンス「瓦ダンス」を踊ってイベントを盛り上げた。
こうした地場産業を核として地域住民もしくは周辺住民が一堂に会し、
イベントに参加し、楽しみ、ついでに歴史や文化を学ぶのはいいことだ。
知恵を絞れば、これまでとは異なる輝く何かが見つかる。
http://www.kobe-np.co.jp/news/awaji/201508/0008352077.shtml
瓦で流しそうめん 淡路島
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