「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年9月4日金曜日
源氏を世界へ
京都府西京区に「朗読アンサンブル 京・Genji」という
主婦で構成されているサークルがある。
朗読アンサンブルのメンバーは平安朝の衣装を身にまとって
源氏物語を題材にした朗読劇を演じている。
しかも、公演は国内にとどまらずイギリスやフランスなど国外でも行う。
これまでに国内外約70ヶ所で上演してきたという。
演目は光源氏の生い立ちから晩年までに彼を取り巻く人たちの
愛や苦悩などを描いた「うたかたの花の夢」。
朗読劇を外国で行うとなると、それぞれの国の言葉に台本を書き換え、
発声なども入念に稽古しないといけないだろう。
日本の文化を海外に伝えたい、そんな思いで稽古を重ねるメンバーだが、
やはり、思い立ったら行動に移すことが大事。
熱意と誠意は言葉や習慣は異なっても伝わるにちがいない。
https://www.youtube.com/watch?v=xo_gpbX8dms
むらさきしきぶといふものありけり
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