「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年3月16日水曜日
助け合いの心
沖縄は二度ほど行って、あまり大きなことは言えないが、
肉類が美味しかったのを覚えている。
とりわけ豚料理は多彩で、いろんな部位をいろんな調理で楽しむ。
貴重な動物性蛋白質だから、残さず食べようということもあるかと。
この沖縄の豚が終戦直後、極端に減った。
戦前は10万頭以上いたのが、1945年には約2000頭ほどに激減。
それに加え、終戦直後の沖縄の生活は苦労が多く、
生きていくのに精いっぱいであった。
そうした故郷の窮状を救おうと、ハワイに渡った移民の人たちが、
募金活動を始めて約5万ドルを集め、白豚など550頭を買い付けた。
1948年、沖縄出身の7人の勇士が船に乗り込んでハワイを出発し、
暴風にあったり苦労惨憺しながら1ヶ月後にうるま市に到着した。
船にはアメリカで買い付けた550頭の豚がいた。
その豚たちが成長し、1951年には10万頭まで回復した。
沖縄を救った豚を忘れないために、このたびうるま市に記念碑が完成した。
http://www.yomiuri.co.jp/local/okinawa/news/20160302-OYTNT50039.html
沖縄救った豚忘れない
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福島県の下郷町陽平祭委員会です。
返信削除愛犬のきょんしーと震災復興のために頑張ってます。
地産のプリン作りながら、微力ですが売り上げの一部を震災復興のために寄付しています。
お互いに頑張りましょう。
福島県の下郷陽平町祭委員会をこれからももっと盛り上げていきますので、よろしくお願いします。
下郷町陽平祭委員会様
返信削除コメントありがとうございます。
被災地と離れていて、ついつい忘れがちですが、
復興のために必死で頑張っていらっしゃる方のためにも、
記憶を風化させないようにしたいと思います。
大変でしょうが、がんばってください。