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2016年5月31日火曜日

お盛んな自治体PV



ユーチューブやSNSメディアの発展で自力での情報発信、
とりわけ映像関係のコンテンツを発信していくのが容易になった。

その流れに乗ろうと、いろんな自治体でPV(プロモーションビデオを
制作し、がんがんネットにアップしている。

以前はペーパーベースの情報をそのまま動画にみたいな単純なものだったが、
最近はドラマあり、キャラクターものあり、ミステリーありと多彩である。


佐賀県多久市といえば、儒学の祖・孔子をまつってある多久聖廟が有名だ。
聖廟があるだけに文教の里というキャッチフレーズでPRに努めている。

そして、今回PVを制作し、そこに登場するのが脳科学者の茂木健一郎氏。
脳の活性化からみた市の魅力という頭が混乱しそうなコンセプトだ。

まちに存在するものが実際に脳の活性化にひと役買っていればいいが、
茂木氏というキャラクターを登場させることで、
今までだれも無向きもしなかったものが、こいつは脳のビタミンです、
なんて無茶ぶりになりはしないだろうか?


人は科学と聞いただけで信じこむ傾向があるが、
科学も情報も疑ってかかった方がいい。

https://www.city.taku.lg.jp/main/8218.html
「見れば頭が良くなるムービー」

2016年5月30日月曜日

87才のラッパー



♪あれ考えればなんでもない どんなことだって乗り越えていける~
というフレーズが4回出てくる『俺の人生』というラップが好評だ。


この曲の詩を作り歌っているのは仙台市の災害公営住宅で暮らす
藤沢匠子さんという87才の女性である。

藤沢さんは自分が歩んできた人生をつづり自分史として本にしたかった。
その思いを現代アート作家の門脇篤さんに打ち明けると、
短くてわかりやすいラップにしたらということになった。

さっそく、書いた原稿を元にしてできあがったのが「俺の人生」である。

♪青春時代は戦争だった 月謝払って弾丸つくった
に始まり終戦、結婚、水害による自宅流出、夫との死別、長男の入院生活
などなど藤沢さんが歩いてきた人生がリアルに語られていく。

言葉の一つひとつは重いものの、それだけに聞く人を鼓舞し勇気づける。
CDは自主制作で、収益は東日本大震災と熊本地震の復興支援に寄付される。

ラップというと、どうしても若い人の音楽という先入観があるが、
人生や歴史を語るのにも格好のジャンルなのかもしれない。

https://www.youtube.com/watch?v=x3f7hSPDiSs
「俺の人生」PV

2016年5月27日金曜日

空にドローン、大地に…



ドローンは何かとお騒がせネタに取り上げられるが、
輸送や防災、医療などいろんな面から利活用が進むものと思われる。

農業分野では田んぼの薬剤散布などに威力を発揮しているが、
飛散をもっと抑えることができないものかと登場したのが、
なんとラジコン操縦のホーバークラフト。


福井市大和町の農機販売・メンテナンスのヨシミ商会は、
今年から薬剤散布用のラジコン・ホーバークラフトの販売を強化する。

自社で生産するホーバークラフトは全長153cm、幅96cm、高さ57cmで
浮上して水面スレスレを時速30kmで飛んで行く。

水面スレスレを飛ぶので薬剤が飛散することなく、
1haを10~15分で散布し終え、人力に比べると大幅な時間短縮となる。

スレスレを飛ぶとはいえ空中に浮いているわけで、多少の凹凸のある
田んぼでもOKである。

しかも、苗をなでていじめることで、麦踏みと同じように
強い稲が育っていくという。

ちなみにお値段は、一挺110万円(税別)とのこと。

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/economics/96114.html
ホーバークラフトが水田除草

2016年5月26日木曜日

ヘアドネーション



ヘアドネーションということばは初めて聞いた。
毛髪寄付のことであり、寄付された毛髪はウィッグとなる。

ウィッグも大人用は多種多様なものが販売されているが、
子供用となると数が限られ、困っている人たちも多い。

子供用は頭のサイズが個人差が大きいためにオーダーメイドで、
自分に合ったウィッグを手に入れることがむずかしいという。


ヘアドネーションは大阪のNPO法人が行っているが、
その活動に参加した川崎市宮前区の美容師・戸塚貴博さんは、
お店に来るお客さんから寄付された毛髪を子供用のウィッグに作り変え、
髪の毛を失った子どもにプレゼントしている。

ウィッグ用の毛髪は30センチ以上が条件で、集めるのはそう簡単ではない。
最近は徐々に啓蒙活動が浸透し、半年間に80人超から髪の毛が寄せられた。

善意の広がりに期待したい。

http://www.jhdac.org/
Japan Hair Donation & Charity

2016年5月23日月曜日

G10開催



G7伊勢志摩サミットが今週の木曜、金曜日に開催される。
先進国首脳が集まる会議だけに開催国としては何かと大変である。


さて、そのサミットに先駆けて、20日栃木県の宇都宮市役所で、
G10餃子サミットなるものが開催された。

G10に参加したのは、地元宇都宮、浜松、津、岡山県津山、静岡県裾野、
長野県伊那、福島、川崎、北九州9市の餃子振興団体「G9」に加え、
今回から仙台市の団体が正式加盟した。


餃子サミットが初めて開催されたのは2010年で、今回で6回目となる。
開催地の宇都宮からは宇都宮餃子国大統領がホストとなって歓迎。

餃子によるまちおこしを掲げた10の団体が熱い議論を戦わせ、
「餃子で街を元気にしたいと考える全国の有志を支援する」ことなどを
盛り込んだ共同声明を採択して無事サミットを終えた。

さて、サミットの成果やいかに?


http://www.gyozakai.com/zenkoku-miya/
G10餃子サミット&餃子祭り

2016年5月19日木曜日

稲わらで魚を獲る



獲る漁業から育てる漁業へとは、ずじぶん昔から耳にしている。
獲ると言っても、網で獲る、竿で釣るなどいろんな漁法がある。

魚礁を海に沈めて、集まってきた魚を獲るといった方法もある。
魚礁といえば金属製やコンクリート製のものを思い浮かべる。

ところが、富山県射水市にある漁業資材、しめ縄メーカーでは、
なんと稲わらで作った魚礁を開発した。

稲わらで作ると、場所によってはヤリイカの産卵場所になるし、
キジハタなどの稚魚の隠れ場にもなる。
また、アミエビの仲間などが集まり、それを狙ってくる魚も期待できる。

稲わらはすべて海中で分解されるので環境にもやさしい。
稲わらを使えば農家にとってもありがたいし、一石数鳥になるという。


稲わらを使うという発想の原点は、ホタルイカ漁で稲わら製の漁網を
使っていた漁師から、稲わらで魚礁ができないかと持ちかけられたこと。

たしかに稲わらを漁に使うというのは、どこかで聞いたような気がする。
すぐに実践して商品化してしまうところがスゴイ!

https://www.naro.affrc.go.jp/nfri/introduction/chart/cacco20110309.pdf
稲わら長者

2016年5月17日火曜日

安産のパワースポット



比婆山と聞けば、かつてヒバゴンで話題を集めた広島の山を思い出す。

ところが、広島県の北にある島根県にも比婆山があり、
こちらは神話に登場するイザンミノミコトが葬られた山だという。

標高331mのハイキングにちょうどいい山であるが、
「玉抱石(たまがかえいし)、「陰陽竹(いんようちく)」など、
子宝や安産にご利益のあるものが散在していてパワースポットとなっている。


その比婆山麓に2011年に移住してきた木村良臣さんは比婆山観光案内所を
自己資金と市の補助金でリニューアルした。

案内所にはカフェを設置し、有機コーヒーやタルトなどを販売している。
さらに地元作家が作った玉抱石をモチーフにしたアクセサリーなども扱う。


木村さんの活動に、広島出身の赤繁さんと米子出身の船田さんという
二人の女性が協力して、いわば、よそ者3人で地域活性化に力を注いでいる。

東京でIT会社を経営する木村さんは「比婆山は日本屈指のパワースポット。
旅行会社と連携してツアーを企画していきたい」と張り切っている。

http://www.yasugi-kankou.com/index.php?view=5223
比婆山