「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年5月17日火曜日
安産のパワースポット
比婆山と聞けば、かつてヒバゴンで話題を集めた広島の山を思い出す。
ところが、広島県の北にある島根県にも比婆山があり、
こちらは神話に登場するイザンミノミコトが葬られた山だという。
標高331mのハイキングにちょうどいい山であるが、
「玉抱石(たまがかえいし)、「陰陽竹(いんようちく)」など、
子宝や安産にご利益のあるものが散在していてパワースポットとなっている。
その比婆山麓に2011年に移住してきた木村良臣さんは比婆山観光案内所を
自己資金と市の補助金でリニューアルした。
案内所にはカフェを設置し、有機コーヒーやタルトなどを販売している。
さらに地元作家が作った玉抱石をモチーフにしたアクセサリーなども扱う。
木村さんの活動に、広島出身の赤繁さんと米子出身の船田さんという
二人の女性が協力して、いわば、よそ者3人で地域活性化に力を注いでいる。
東京でIT会社を経営する木村さんは「比婆山は日本屈指のパワースポット。
旅行会社と連携してツアーを企画していきたい」と張り切っている。
http://www.yasugi-kankou.com/index.php?view=5223
比婆山
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