「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年9月13日火曜日
地域課題をスポーツで解決
オリンピックなどのスポーツ競技は参加することに意義があるかしれないが、
やはりふだん鍛えた技や力を競い合うというのが興味の中心である。
何人勝ち抜いたか、どれだけのタイムで優勝したかなどなど、
競技ごとに着目するポイントがちがう。
また、他の人と競うことで、勝てば優越感にひたれるだろうし、
負ければ悔しさとともに自分の今後の糧にもなる。
そうしたスポーツの要素を取り入れて地域の課題解決をはかろうと、
茶どころである静岡県の牧之原市では、国際スポーツお茶摘み選手権を、
今度の日曜日に初めて開催する。
競技は茶園で遮光ネットをかぶせる速さを競う「かぶせ作業競争」と、
ネットを回収していく「巻き取り競争」、かぶせ茶の手摘み競争の3種目。
1チーム4人で競い、競技終了後は参加者自身が収穫した茶葉を
ホットプレートで手もみ体験し、「まきのはら茶づけ」にして味わう。
ヒントは雪かき選手権だそうだが、農作業や林業、漁業など人手の
足りない産業での重労働を、こうしたスポーツ化するのは面白い。
http://www.city.makinohara.shizuoka.jp/bg/sangyo/ent/8598.html
国際スポーツお茶摘み選手権
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