「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年9月21日水曜日
戦国疑似体験
歴史ものは観光の目玉となるが、ただ見る、知るだけでは面白みがない。
そこで、当時の料理を味わったり、衣装を身に付けたり、
さらに戦国時代であれば武将や兵士になりきって戦いに参加する。
そういうふうに、濃い体験によって人は深い感動を覚える。
島根県松江市では戦国時代の城攻めを疑似体験するイベント
「鷹の爪団のSHIROZEME」が松江城周辺で開催された。
再現した高さ6メートルの門を台車に載せた棒で破る「大手門破り」や、
腕に付けたボールを命に見立て、ウレタン製の剣で落とし合う「白兵戦」
など実践もどきのアトラクションが開催された。
さらに、「謎解き古地図ツアー」というスマホアプリを活用した
ゲームを楽しみながら城周辺を散策するイベントも人気を集めた。
主催は松江市と島根ゆかりの人気アニメ「秘密結社 鷹の爪」を制作する
ディー・エル・イーなどで、去年に引き続き2回目の開催となった。
去年は地域の魅力を発信し、海外から集客するインバウンド対策のモデル
になると評価され、日本イベント産業振興協会主催の「JACEイベント
アワード」で最優秀の経済産業大臣賞に輝いた。
http://shirozeme.com/
鷹の爪団のSHIROZEME
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