「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年9月16日金曜日
先進政策
先進政策バンクなるものがある。
全国知事会が主催し、全国から登録された先進的な政策の中から、
有識者らが行財政改革や防災・危機管理、教育・文化など9分野の
1位を選定するものだ。
今年度の大賞に輝いたのは、岡山県の産業企画課が担当した
「商品開発マーケティング支援事業」だった。
どんな事業かというと、消費者ニーズの把握に欠かせない市場調査を、
ノウハウや費用に乏しい中小企業に代わって県が行うというもの。
すでに2013年からスタートしていて、多数のモニターを1カ所に集めて
試食・試飲する「会場調査」を県庁の会議室を利用して行っている。
モニターには県の職員に協力してもらう。
これまでに60回、述べ4600人ほどが参加し、80店の試食・試飲を行い、
調査結果を開発企業に提出している。
調査結果は、さらなる商品のブラッシュアップに活かされている。
なるほど、お金をかけずに企業支援ができる仕組みである。
http://www.nga.gr.jp/app/seisaku/
先進政策バンク 先進政策創造会議
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