「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年11月25日水曜日
だし活
終活、就活、婚活、朝活、夕活などなど、現代はなんでも活かそうとする。
そして「だし活」というのが出た。青森県が主体となった取り組みである。
青森県の県民寿命をみてみると、男性は77,28才、女性は85,34才で、
いずれも全国最下位、短命県のレッテルが貼られている。
その原因ではないかと言われているのが、青森県民の塩分の摂取量。
男女とも多く、過剰な摂取によって寿命を縮めているのでは…と。
そこで、出たのが「だし活」、食品メーカーと共同で塩分控えめのだしを
開発し、県民にアピールしていこうというものだ。
だしの名前は「できるだし」で、県内産のホタテと野菜の濃縮液体や、
イワシやサバなど青魚がベースのだしパックもある。
また、塩分高めの濃いだしに慣れ親しんでいれば、急に変えるのは難しい。
そこで、小さい頃から薄味にということで、3歳児検診で試飲してもらったり、
イメージソングに乗せてダンスを踊ったり普及に懸命だ。
やはり、短命県などと言われるとショックだし、
移住しようと考えている人も引いてしまうかもしれない。
http://www.daily-tohoku.co.jp/tokusyu/chouju/kiji/201503050P059525.html
だし活
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