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2015年11月5日木曜日

知恵で守る



日本は地震や台風など自然の猛威による災害を被ることが多い。
9月の北関東豪雨でも死者行方不明者が出て、被害は甚大であった。

水害の場合、河川の氾濫によって堤防の決壊が起こり浸水となる。
激増する水を防ぐために様々な方策が講じられるが自然の力は強大だ。


被害を被った栃木県壬生町も町の中央部を流れる黒川が増水した。
午前5時頃には東雲公園西側の右岸で堤防の破損、決壊の恐れが生じた。

そこで、地元の消防団が一計を案じた。
それは「木流し工法」と呼ばれる流水を緩和する方法だった。


破損する恐れのある堤防の河川側をビニールシートで覆って、
この上に、根元から伐採した木に土のうを付けて投げ込むというもの。

木流し工法によって堤防の決壊が回避できた。
もし決壊したら2600世帯が冠水してしまう恐れがあったという。


町の消防団では、1996年の県の防災訓練を機に毎年木流し工法をテストし、
98年の集中豪雨の際には黒川の羽生田地区右岸で実際に実施している。

まさに、備えあれば憂いなし。
人々の知恵によって地域は守られた。

http://www.cgr.mlit.go.jp/ctc/tech_dev/topics/suibou/wood_frame01.htm
木流し工法

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