「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年11月6日金曜日
巨大な遊び場
小さい頃はテレビゲームなどなかったので、遊びといえば室内ではなく、
近所の野原や田んぼなどだだっ広いところが多かった。
ところが、子どもたちの遊び場を観察していると、ほとんどが部屋の中で、
公園などで遊ぶことは極端に少ない。
自分がいる場所のほぼ半径2メートル以内でカチャカチャやっている。
そうなると、友だちとワイワイではなく一人でシコシコという遊びになる。
山口県下関市の長府幼稚園のバザーで、約100平米の遊戯室に、
足場を組むなどして竹取物語をテーマにした遊び場が誕生した。
かぐや姫の誕生から月へ帰るまでの物語が再現されていて、
かぐや姫気分になれ、巨大なスペースで思い思いの遊びが楽しめる。
この巨大な遊び場づくりは幼稚園の開園40周年にあたる1993年に始まり、
毎年テーマを決めて保護者が制作にたずさわってきた。
親と子のふれあいとともに、保護者同士の親睦も深まるというわけだ。
一緒に何かに取り組む、共通体験が心を結びつけるのは大人も子どもの
いっしょである。
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamaguchi/news/20151024-OYTNT50244.html
巨大遊び場保護者ら手作り
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