「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年12月7日水曜日
除雪車は、どこ?
南国に住んでいると、雪が降ることはまれで、その被害などは想像できない。
屋根の上に積もった雪を降ろしたり、ラッセル車が走ったり、
一般の道路では除雪車が雪かきに懸命である。
鹿児島もたまに桜島の降灰に見舞われ、ロードスイーパーが出動するが、
頻度的にはそんな数多くはない。
ところが、雪国での除雪車の稼働率は高く、豪雪に見舞われると
出動要請の電話が殺到するという。
そこで、山形県尾花沢市では除雪車の位置や作業状況などを
リアルタイムで確認できる除雪情報提供システムを稼働させた。
尾花沢市の市道はおよそ200kmで、除雪車56台がフル稼働する。
その際、ディスプレイには市内の地図が表示され、どの場所にどんな
車両がいて、どういう作業を行っているかが表示される。
車両と言っても、除雪グレーダ、除雪ドーザ、ロータリ除雪車、
除雪トラック、凍結防止剤散布車などいろんな種類がある。
こういったシステムも、いわゆる「見える化」のひとつであって、
私たちの暮らしの中には、まだまだこうした解決法を望む課題が
たくさんあるものと思われる。
http://obanazawa.jyosetsu.jp/
除雪情報提供システム
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