「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年8月2日火曜日
窒素氷のチカラ
昨日はトマト栽培における害虫駆除にLEDを使うという話だったが、
今日は漁業の話である。
野菜もそうだが、魚介類はさらに鮮度を求められる。
獲れたての活きの良さを保つためにいろいろな方法が試みられているが、
山形県鶴岡市の加茂水産高校では窒素を詰めた氷の活用を研究している。
ふつう氷には酸素などが含まれている。
ところが窒素氷だと酸化を抑え、変色を防ぎ、鮮度を長く保持できるという。
研究の中心を担っている加茂水産高校はスーパー・プロフェッショナル・
スクールの指定を受けていて、世界初の窒素氷製造装置を導入した。
導入した装置では、1日に356キロの氷を作ることができる。
鶴岡市の庄内浜では130種類ほどの魚介類が水揚げされているが、
それぞれの漁獲量が少なく、ほとんどが地元消費となっている。
窒素氷によって鮮度保持ができれば、市外への発送なども可能になる。
ブランド魚誕生の大きな力となるかもしれない。
http://matome.naver.jp/odai/2136683522938485901
酸素を窒素に換えた「窒素氷」に驚きの効果が!
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