「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年8月9日火曜日
ホテルで幕末を知る
京都市中京区河原町通三条下ル…ここには土佐藩の重臣であった
後藤象二郎の寓居「壺屋」があった。
後藤象二郎は坂本龍馬の船中八策に共鳴して、土佐藩で実権を握っていた
山内容堂に大政奉還を進言した。
維新後、新政府でも農商務大臣などの要職を務めた。
そうした偉人ゆかりの地に、2018年春の開業をめざしてホテルが建設される。
地上10階、地下1階、144室の客室を備えたホテルで三井不動産グループが運営。
由緒ある地に建つホテルだけに、ホテル内には私設のギャラリーを併設する。
後藤象二郎の人となりを紹介したり、坂本龍馬とのエピソードの紹介、
さらには幕末の町並みを再現したジオラマも展示する。
ギャラリーはホテル利用者だけが見学できるのではなく、
フロントとは別の入口を設けて近くを散策する人も自由に立ち寄れる。
ホテル内部に高価な焼き物や絵画が飾ってある所もあるが、
地元と縁もゆかりもなければ、見る人の心を動かさない。
なにがしか、その土地に関連のあるものを展示した方が
客としても嬉しい。
http://this.kiji.is/134846830304085497?c=75768590128873475
志士の歩みギャラリーに
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