「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年3月16日木曜日
校長室でマンガを
クールジャパンというのは、主に秋葉原に代表されるようなマンガや
アニメ、渋谷・原宿のファッションなど、ポップカルチャーを指す。
ところが、最近は食材や伝統工芸、どういうわけか家電なども含まれる。
さて、クールジャパンを代表するマンガだが、昔は悪書の代表みたいで
学校にマンガ本を持ってくると怒られ、家でマンガを読んでいると
「マンガばかり読んでるとバカになる」とまで言われたこともある。
そのマンガを革張りのソファにもたれ、校長室でじっくり読みふける。
校長室の棚には1000冊以上のマンガが並び手当たり次第読める。
そんな場所をつくったのは、兵庫県養父市大屋町のアート拠点施設
「おおやアート村ビッグ・ラボ」である。
NPO法人おおやアート村理事長の田中今子さんいわく。
「学校は本来漫画を読んではいけない場所。学校で、それも校長室で
堂々と読めるなんて、子どもの頃には絶対にできない経験」。
「おおやアート村ビッグ・ラボ」は廃校舎を利用した施設で、
これから少子化で」ますます増えるであろう廃校舎の再利用の方法として
校長室、職員室、理科室、音楽室など個性的な部屋をいかに活かすか
そのあたりの一指針となる施設としても参考にしたい。
https://www.kobe-np.co.jp/news/odekake-plus/news/detail.shtml?news/odekake-plus/news/pickup/201703/9973016
校長室に漫画千冊以上! 養父の廃校舎図書室人気
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