「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年3月21日火曜日
野球寺
WBCが盛り上がっている。予選ラウンドを全勝で突破した侍ジャパンが、
明日の準決勝でどう戦うのか興味が尽きない。
甲子園では春の選抜高校野球も始まり、もう少しすればプロ野球も開幕。
球春とはよくいったもので、春はグラウンドからといった感がある。
さて、徳島県阿南市は”野球のまち”だそうだ。
同じ四国の愛媛松山は野球好きな俳人正岡子規を生んだから、
こちらが野球のまちかと思っていたが、ちがった。
阿南市は明治時代に中学校に野球部ができ、池田高校~巨人軍へと進んだ
水野雄仁投手などを輩出したからということだ。
野球のまち阿南で、スポーツジャーナリスト二宮清純氏がこう言った。
「お遍路さんで有名な四国霊場は八十八ヶ所ある。
ならば89番目のお寺『野球寺…8(や)9(きゅう)』をつくったら」
このアイデアを受けて、野球のまち阿南推進協議会が動いた。
お寺ではなくバットの上にボールを置いた石像とグローブを
イメージした石像の二体を造った。
除幕式には地元の少年野球チームが参加し、早速必勝を祈願した。
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2017/03/2017_14899866623474.html
89番野球寺完成を祝う
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