「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年5月15日月曜日
ワンコイン朝食
前号では生活困窮世帯のための無料塾の話だったが、
今回は山口大学にあるワンコインの学食の紹介である。
山口大学には第一食堂「ボーノ」と第二食堂「きらら」がある。
ボーノには10円、50円、100円のメニューが並び、きららでは定価300円の
メニュー2種類が100円で提供されている。
これらは、いずれも朝食メニューで、利用できるのも新入生限定のものだ。
大学側が新入生の生活リズム改善などを目的に昨年から始めた試みで、
常盤キャンパスに続き吉田キャンパスでも今年から始まった。
大学が学生対象のアンケートをとったところ、毎朝きちんと朝食を食べる
学生は半数以下の44%で、24%はほとんど食べないという回答もあった。
朝早く置きて、きちんと朝食を取り生活のリズムを整えて欲しいとの
願いから始まったワンコイン朝食事業、ひとり暮らしの学生にとっては
ありがたいサービスである。
http://www.yamaguchi-u.ac.jp/library/user_data/upload/Image/oshirase/2017/170411_onecoin_kirara.jpg
「ザ・和食」「朝カレー」いずれも100円
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