それは、黒部ダムで有名な「ダムカレー」。
B級グルメコンテストなどでしばしば目にし、
ネットで調べると、本家黒部のほか日吉ダム、小山ダム、
水上ダム、あの八ッ場ダムなど全国で20近くのダムカレーがあるという。
http://www.dam-net.jp/contents/daminfo_curry.html
水源地ネット
なぜ、ダムにカレーなのだろう?
難工事だった黒部ダム。
昭和32年5月、工事現場は大破砕帯にぶつかり毎分40トンもの出水にみまわれた。
水温は4℃という厳しい環境の中、工事は24時間体制の不眠不休で続けられた。
現場で冷えきった作業員の体を暖めてくれたのが
飯場で出るピリ辛カレーだったという。
いきなり黒部ダムカレーではなく、ちゃんと歴史に裏打ちされた
物語がカレーの中につづられている。
こうして黒部ダムカレーが生まれるのだが、ご飯は堰堤の形にすべし、
ルーは必ず堰堤の内側に流すべしなどの決まりがある。
http://kurobedam-curry.com/what/index.html
黒部ダムカレー
その他の地域のダムカレーも名前の通り、
まんなかにダムとおぼしき仕切りがあるのが特徴である。
ダムの周辺には桜並木や
秋に色づく木々が植えられていて花見や紅葉狩りのスポットが多い。
そこにあやかって、シーズン限定の花見弁当、紅葉狩りおむすびなどを
開発してはいかがなものだろうか?
あるいは、ガムやキャラメルなどのお菓子でダムのパーツを作り、
積み重ねていけばダムが完成するというのもおもしろいかもしれない。
いずれにしろ、どちらかというと無機的な人工物であるダムが、
アイデア次第で親しみやすくなるというのはいいことである。
橋とか風車とか、にわかに増えた太陽光発電の横にも
いろんなグルメやグッズがあっていい。
このセンベイは、目の前の太陽光パネルでできた電気で
焼き上げました、なんていう感じだろうか…
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