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2014年11月6日木曜日

境目から始める

以前、奄美大島の住用でマングローブの森を歩いた。

マングローブとは海と川が接する場所であって、
ここにはヒルギ類はじめいろんな動植物が生息している。

住用の場合、巨大なヤシガニ、巨大なシジミ、巨大なモダマなど
ジャンボサイズの生きものに驚いた記憶がある。

こうした自然がつくった淡水と海水が接する場所とともに、
人がつくった国と国の境もまたおもしろい場所だなと思う。


藩政時代は国境に関所があって、手形がないと通行できなかった。

世界を見れば、国境はもちろん州境などにも検問所があって、
いきなり武装した兵士に銃を突きつけられたりする。


国盗りに明け暮れた戦国時代を偲んでか、
境を接する隣県どうしで領土の争奪をかけて
綱引きなどを開催しているところがある。

今川VS武田の故事にちなんだ遠州対信州の国盗り綱引き。

http://www.at-s.com/news/detail/1174136095.html
国盗り綱引き

こうした催しは、文句なしに盛り上がる。

地域の運動会でも集落対抗のリレー競走とか、
背負っているものがあると力が入る。


対抗戦がきっかけになって越境交流が深まれば、
県だとか市だとか町といった行政区画にとらわれない
新たなアイデアが生まれるし、双方が盛り上がっていく。


ほとんどの自治体が姉妹都市盟約を結んでいるが、
名ばかりの形式的なつきあいで、
膝突き合わせた本気モードのやりとりは少ないのではないだろうか。

周辺部である境目から始めてみるのもおもしろい。

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