手ぬぐいを頭に巻いて長靴をはき、
作業着姿で大地に汗を流す若者の姿は、魅力的で頼もしい。
グループの名前は「トラ男」。トラクターと男前を掛けあわせた。
トラ男は秋田県の県北の若手農家などでつくる活性化組織だ。
http://www.torao.jp/
トラ男
トラ男の仕掛け人である北秋田市出身の武田昌大さんは、
どんどん進む農家の高齢化と、いつまでも上がらない所得の低さに
ショックを受け、3ヶ月かけて県内の農家100人を訪ねたという。
(きつい、汚い、カッコ悪い、臭い、稼げない、結婚出来ない)=6Kから
↑そんなイメージでとらえられている農業を、変えたい!↓
「夢が持てる」「やりがいがある」「嫁がやってくる」=3Yへ
武田さんは、ウェブサイトを通じて生産者と消費者が
直接つながる仕組みづくりを構想し若い後継者に訴えていく。
そして、燃える愛菜家・澤藤匠さん、金色の山男・鈴木豊さん、
水田の貴公子・小林岳央さんが加わってトラ男を結成した。
武田さんの得意分野であるITの技術を使って
メンバーの人となりを紹介したり、どんな場所で、どんな方法で
どのようにお米を作っているのかを紹介する。
匠さんのクロスリバーサイド農法、豊さんの1000フィート千枚田農法、
岳央さんの八千年ミネラルウォーター農法など、
三人三様の米づくりの手法がユニークである。
ウェブサイトでの販売はもちろん、首都圏での販促イベントの開催、
田植えや稲刈りツアーの実施など地道な活動にも力をそそいでいる。
「面白さ」は振り向いてもらうための“味付け”であり、
「面白さ」ありきで“本質”が欠けた取り組みでは意味がありません。
ゲームプランナーをめざしていたという武田さんは、こう語っている。
はじめまして!トラ男、かっけえですね。
返信削除今、いろいろな世界で、若い世代が柔軟な姿勢と発想で活躍しているのを目にするたびに、頼もしく感じると同時に、自分も頑張らなくてはと元気をもらっている者です。
彼らの根本にある「面白さ」「面白がる精神」にとてもひきつけられます。
今どきの若者は…という声はいつの時代にもありますが、バブル崩壊後に生まれ育ち、「夢がない」「夢を持てない」と言われている世代が、意外に日常生活の中で「面白い!」と思うものを発掘して育てていること(オタクと呼ばれる人々も含めて)も一つの文化のように感じています。
しかも、自己満足で完結せずに、自分が面白いと思ったこと、いいなと思ったことを、自分に出来る形で発信できるところが素晴らしい!(トラ男のHPもパワフルでとっても魅力的でした!)
他の記事も「へえ!」と、思わず身を乗り出すようにして読ませていただきました。これからは、地方の元気が日本を変えていくかもしれませんね。(ちょっと大げさかな?)
ちょっと興奮冷めやらぬ気持ちて思わずコメントさせていただきました。他の記事もじっくり読ませていただきますね。
ぷく様、コメントありがとうございます。
返信削除ほんと、トラ男はかっけえですね。
私はおっさんですが、若い頃にあんなバイタリティが
あったのかなあと思い、感心しきりです。
おっしゃるとおり、意外に日常生活の中で面白い!と思うものを
発掘するというのも、なかなかできそうでできないですね。
日本を変えていく地方の元気を、これからも発信してまいります。
今後共よろしくお願いします。