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2014年12月1日月曜日

6年先を見据えて

とんでもない勘違いであった。
世界の人口は、ずっと48億人と記憶していた。

調べてみると、なんと72億2000数百万人もいた。(2014.12.1現在)
その中でイスラム教徒がだいたい16億人ほどで20数%にあたる。

イスラム教徒(ムスリム)は動物由来の乳化剤、ゼラチンが入った品などは
食していけないなどの厳しい決まりがある。

肉類などはイスラムの教義にのっとった処理を証明する「ハラル」認証が必要だ。

このハラル認証を受けていないために、イスラム圏へ輸出できない、
あるいは日本へ観光にやってきたムスリムに食を提供できないことが多い。

そこで、ハラル認証をいち早く受けて、ムスリム市場に先鞭をつけようというのが
熊本市であり、ハラル認証へ向けて官民一体となった取組みを展開している。

今年4月に熊本市はハラル産業開発公社とハラルに関する協定を結んだ。
ハラル産業開発公社とはマレーシア政府のハラル関係機関である。

http://halaljapan.jp/halalnews140404-1880.html
ハラルに関する協定締結

全国の自治体で協定を結んだのは熊本市が初めてである。


そして、11月26日。ムスリムの声を観光にということで
市内在住のムスリムに観光スポットを巡ってもらうモニターツアーを実施。

おみやげに関しては成分表示などがきちんとんなされているか、
食事施設や宿泊施設の受け入れ体制は万全かなどなどムスリムの目で
一つ一つチェックし、意見感想を述べ、改善点などが指摘された。

日本の国内市場が飽和気味なので、イスラム圏への輸出を試みる。
6年後の東京オリンピックは多くのムスリムが来日し
観光を楽しむにちがいない。

そうした先を見据えたムスリム対応であり、官が旗を振るのも好ましい。
あとは民間の努力と、もう一歩先をいく企画力にかかっている。

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