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2015年2月2日月曜日

駆け込んで、いやし。

世の中にはいろんなカフェがあるが、代官山という東京でも感度の高い街には
寺カフェなるものがオープンしている。

寺カフェは現代の駆け込み寺とホームプページに記されているが、
お悩み相談だけではなく、写経、数珠作り、仏教雑学を学ぶなどいろんなメニューがある。


島根県の松江市内にもこのほど「松江お坊さんカフェ」なるものがオープンした。
こちらは松江歴史館で月1回開かれていて、お坊さんの細やかな接遇が人気を呼んでいる。

お坊さんは曹洞宗、日蓮宗、浄土真宗本願寺派の三派が宗派を超えて協力し、
座禅を組んだり、お茶や和菓子でお話を楽しむカフェタイムなどがある。

お寺さんやお宮さんというと、特別なことがないとそうそう行く機会がないし、
お坊さんや神主さんはなんとなく寄り付き難いイメージがある。

仏や神様につかえる人という固定観念が強く、何を話しかけていいのかわからない。
ところが、いざ接してみると、いろんな生の声が聞け、距離がぐ~んと縮まっていく。


手を合わすとか念仏を唱えるとかしなくても、
ふだんの暮らしの中で敬う心や感謝する心はだれにだってある。
そうした人間的なものを共有する場としてもお坊さんカフェの存在は大きい。

エステやネイルサロンで外見を磨いて、お坊さんカフェでこころを磨く。
磨くという表現より、こころをいやすといった感覚なのだろうか。

現在自分がいる立ち位置から大きくジャンプしてカフェという聖域へ駆け込んでいく。
その聖域の中に、ある人は寺なるものを望んだり、ペットのいる世界を望んだり…

いやしとは、駆け込まなければ得られないものなのかもしれない。

http://www.yomiuri.co.jp/local/shimane/news/20150125-OYTNT50012.html
松江お坊さんカフェ

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