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2015年2月13日金曜日

共に助け合う


南国に生まれ育ったので、北国の人たちの冬の苦労を知らない。

今年は何度も寒波が襲い、雪で真っ白になった映像をよく目にするが、
寒そうと身をすくめ、家から出られなくて生活も大変だろうと思ってしまう。


寒さや雪との闘いがあり、とりわけ雪は屋根に積もり、放っておけば家屋を押しつぶす。
そこで、雪下ろしという作業をするわけだが、これがどんだけ重労働なのか
実際にやった人でないとわからない。

まず、積もった雪をスコップで30cm角くらいの大きさに切ってから、
スコップに乗せて放り投げるのだが、この距離がおよそ5mほど。
(実際の映像を見ると、雪下ろし専用の一輪車のような大きなショベルを使っていて、
 50~70cm角くらいの雪のかたまりである。下記のURL参照)

30cm角の雪の重さは5kg程度で、こいつを1000回以上投げないといけないそうだ。
2階に積もった雪の場合は、1階の屋根に落とすと痛むので、さらに距離が必要となる。

これを、降雪がひどい日は毎日か一日おきかにやらないといけないわけだら、
体力に自信がある人がいないことにはなかなか大変である。


秋田県横手市では2012年に「『共助組織』代表者ネットワーク会議」が結成され、
上記の雪下ろし作業や買い物の支援を行っている。

同会議は4つの地域の住民が共助組織を結成して地域を自ら守ろうという
活動を行ってきたが、このたび総務省の「ふるさと大賞」を受賞した。


イタリア・トスカーナ地方のことわざに、
「誰もが、広場で暮らせるとは限らないが、
 太陽の光はあらゆる人々の上に平等に降り注ぐ」というのがある。

太陽の光を雪におきかえるなら、雪はあらゆる人々の家に平等にふりそそぎ、
だれもがその雪の下で不自由なくで暮らしていくためには、いろんな人の力が必要である。

ということになろうか?

https://www.youtube.com/watch?v=1AQnOFU60QE
南郷共助組合の雪下ろし2014.1.15

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