「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年2月18日水曜日
もったいないから使い切る
ホテルでのパーティの後の食べ散らかした光景は、だれもが目をそむけたくなるけど、
じゃあ、みなさん残ったものはご飯ひと粒といえどお持ち帰りください、なんて言えない。
本当は持ち帰ることが社会にとっていいことなのに、パーティという晴れの場で、
食べ残しを持ち帰るなんて!というよそ行きのポーズをとってしまうのだろう。
それにしても、こうした「もったいない」をなんとかできないものか。
農業の現場では、規格に合わない、色が悪いなどの理由で市場に出荷できなかった
農産物を集めて、生活に困っている人たちに無料で提供しているところがある。
青森県平川市のNPO法人「ふるさとの会」は今月4日に平川市社会福祉協議会へ
約30kgの玄米とキャベツ8玉をおくった。
届いた食材は社協を通して、一人暮らしの高齢者や食糧に不自由している人へ渡され、
いわゆる青森流フードバンクの活動が定着しつつある。
市場に出荷できない農産品や魚介類を使って調理するテレビ番組「鉄腕ダッシュ」の中の
0円食堂なども、もったいないを使い切る試みだが、
番組は番組として、一般人が0円食堂を始めようとすると容易ではない。
冒頭書いた宴会後の食べ残しの持ち帰りの方は、持ち帰るのがマナーですみたいな
流れになってきて、フードバンク●●ホテル支部というものができればいいのかもしれない。
http://2hj.org/problem/foodbank/
フードバンクとは
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