「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年9月11日金曜日
慎太郎のコトバ
土佐といえば、一番人気は坂本龍馬であろう。
その龍馬と同じ土佐藩士の中岡慎太郎は京都近江屋で
龍馬といっしょのところを刺客に襲われ暗殺される。
龍馬はほぼ即死状態だったらしいが、中岡は事件から2日後に果てた。
中岡も薩長同盟の立役者で、龍馬に勝るとも劣らない俊才であった。
高知県安芸郡北川村にある中岡慎太郎館では、彼の偉業をたたえるとともに
人間性をよく知ることができる慎太郎名言集を刊行した。
慎太郎の洞察力やヒューマニズムにあふれた考え方などが、
彼が書いた論文や手紙などの文章から伝わってくる。
名言を集めたリーフレットは無料で配布され、来年以降もシリーズとして
発行されていくという。
学校の教材や企業の人材教育や研修にも使って欲しいと館では呼びかけている。
龍馬に関する本はかなりの数があるが、盟友中岡慎太郎の影は薄く、
今回の企画でもっと注目されることを願う。
http://www.nakaokashintarokan.net/
中岡慎太郎館
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