「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年9月16日水曜日
お城ライフを満喫
北九州の中心地である小倉には天守閣をいだく小倉城がたたずんでいる。
すぐ近くには推理作家松本清張氏を顕彰する松本清張記念館がある。
推理小説ファンならずとも、この館に足を運ぶと松本氏の作家としての
旺盛な好奇心、膨大な資料、とどまるところを知らない創造力に圧倒される。
では、その後に関ヶ原の戦いで功労のあった細川忠興によって築城された
小倉城へ足を運ぶかというと、統計的にみてもお城見学者は少ないらしい。
そこで、北九州市は市の魅力向上事業k本計画検討会を開いて、
各委員から意見を聞いた。
その意見の中に「全国で唯一、宿泊できる城を目指しては」という案があった。
これを読んだ時、直感的にオッ、オモシロイ!と思った。
映画ナイトミュージアムからのアイデアなのか奥出雲多根自然博物館は
全国で唯一宿泊できる博物館である。
ところが、お城となるとまだ宿泊できるところはない。
だいたいお城は一帯を見渡せる眺望のいい場所にあるので、
朝から晩まで街の様子を眺めながらお城ライフを満喫するのも楽しそう。
市長さんあたりが真っ先に一人で泊まって、わがまちの未来を
とっくりと考えてみるのもいいのではないだろうか。
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20150901ddlk40010496000c.html
小倉城:宿泊できる城に
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