「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年12月10日木曜日
消える地域、消さない努力
アマチュア劇団「ふるさと」は秋田県と岩手県の境に住む劇団員からなり、
1999年の設立時には両県の5市町村から有志が集まってきた。
しかも、この劇団は高齢者で組織され、全国的にも注目を浴びていた。
そして、近年は演技者が固定され、体力的に続かないというということで、
いよいよ最後の舞台となった。
最後の舞台にふさわしく演目は地域消滅がテーマの創作劇で、
「ふるさと消滅 灰さようなら」というシニカルでユーモラスな舞台だ。
「村のゲンジョウ、悲惨なジョウキョウ、収入ゲンショウ、若者トウソウ、
めっきり聞かない子供のタンジョウ」といったセリフ回しもある。
11月28日最終公演には68~86歳の12人の役者さんが舞台に立った。
「外部に頼る地方創生でなく、一人ひとりが地域で何ができるか、
主体的に考える契機になればいい」というメッセージを残して、
劇団は、はいさようならと解散してしまうが、消さない努力は続けられる。
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20151127-OYTNT50260.html
平均76歳 最後の舞台
※全国最年少30才の井上副町長が鹿児島県の長島町で斬新な
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