「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年1月13日水曜日
京都の強み、学生力
なるほど、こんな手もありかと感心した。
全国的に消防団員が不足している中、京都府には学生消防団員がいる。
市の消防局は条例を改正して、区域内に通学する者を追加した。
さらに、年額の報奨制度を設けて学生が入団しやすいかたちにした。
その甲斐あって、昨年は70人だった学生団員は1.5倍の106人に増えた。
しかも男性団員だけではなく、女性団員が31人もいる。
女性が増えているのは、なにも京都に限ったことではない。
全国的に見ても90年にはわずか1923人だった女性団員は、
2000年に1万人を超えて1万176人になり、2013年に2万109人、
2014年には2万1684人まで増加している。
男女合わせた消防団員は減る傾向にある中で、
命と財産、それに広域災害の場合は地域を守るという使命をもち、
積極的に消防団に加入しようという若者の姿勢はありがたい。
http://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20160107000039
学生消防団員、百人を突破
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