「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年1月6日水曜日
アマハゲ
一瞬、誤植かと思ってしまった、ナマハゲならぬアマハゲの記事である。
山形県の日本海岸側、酒田市の北に遊佐町という町がある。
この町の滝ノ浦、女鹿、鳥崎の三地区ではお正月にアマハゲが訪れる。
鬼や翁の面を被ったアマハゲは太鼓を打ち鳴らしながら地区内を練り歩き、
奇声を発して小さい子のいる家に上がり込む。
子どもたちは、突然の鬼の出現にびっくり、怖さに泣き出す子もいる。
頃合いを見はからってアマハゲが「お利口さんにするか」と迫る。
「はい、わかりました。怠けないでお利口さんにします」
という約束を取り付けて鬼は次の家へと向かう。
秋田のナマハゲや鹿児島県の甑島に伝わるトシドンに似た行事である。
ナマハゲと比較すると、衣装や小道具などが微妙に異なるらしいが
どちらも起源は同じらしい。
いわゆる正月に年神様が福をもたらすという伝統行事で、
こうした行事も人口減、少子化でどんどん消えていくのは寂しい。
せめて、デジタル技術によって後世に残していくことが大事なのかも。
https://www.yuzachokai.jp/event/1283.html
アマハゲ
☆新年おめでとうございます。
新しい年がスタートしました。「地方ウォッチング」もボチボチでは
ありますが、今年も良質のコンテンツをお届けしたいと思います。
よろしくお付き合いの程をお願いします。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿
お気軽にメッセージをお寄せください。