「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年1月14日木曜日
最年少のソムリエ
「ソムリエ・ドヌール」というワイン普及に貢献のあった人へ贈られる
日本ソムリエ協会認定の称号がある。
1989年にできた称号で、オリンピック女子マラソン金メダリストの
高橋尚子さんや、先般お亡くなりになった女優の川島なお美さんなどが
受賞している。
この称号を、高知市寿町の神職・吉良祝人さんが最年少で受賞した。
吉良さんは現役の宮司さんで神職とソムリエという二足のわらじで、
まさにシンショク(寝食)を忘れるほど大忙し、とか。
酒席でワインを飲むうちにどんどんのめりこんでいき、
ワインを持ち寄る会をつくってワインの製造方法を学んだり、
フランスへ飛んで本場のワインに魅了されたり…
2007年にはブルゴーニュ地方でワインを造りに携わる日本人女性と出会い、
ふるさと高知へ招くなどしてワインの普及に奔走してきた。
そうした功績によってソムリエ・ドヌールの名誉に輝いたわけだが、
高知県内では初めて、しかも史上最年少の36才。
「自分の世代では一番ワインに詳しくなりたい」と情熱は汲めど尽きない。
http://www.sommelier.jp/honbu/article/103401/
ソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)就任式
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