「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年1月25日月曜日
うどんすすって物語
奈良の春日大社といえば鹿で有名であるが、ここにうどんが登場した。
春日はくたくうどんは、といううどんのルーツとも言われるものだ。
藤原実資の「小右記」には、平安時代に一条天皇が春日に行幸した際、
20人がはくたくうどんを打ったと記されているとか。
その故事にちなんで、NPO法人「奈良の食文化研究会」が開発し、
奈良市内の飲食店で販売している。
これをもっとPRしようと、飲食店を運営する同市の会社・エムワイピーが
桂昌殿で提供することになった。昨年の11月のことである。
さらに、さらにPRしようと、今度ははくたくうどんを題材にした
短編小説を募集することにした.
コンテストで大賞を受賞した作品は本にして発行し、
奈良県のビジターズビューローや市の観光協会で無料配布する。
小説は、はくたくうどんの由来や歴史、味わいなどを盛り込んで、
こころあたたまるストーリーに仕上げて欲しいとのこと。
なにかしら、古都らしいおくゆかしい物語が編まれていくような…
http://www.sankei.com/west/news/151126/wst1511260029-n1.html
はくたくうどん
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