「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年1月27日金曜日
歩いて、自然を満喫
時間がないから、疲れないから…といった理由で旅の足は、
飛行機や列車や車という機械に頼ってしまう。
江戸時代以前の旅はほとんど歩きで、参勤交代やお伊勢参りなど、
さぞや大変だったと思う。
しかし、車でさっと通過してしまうのと、自分の足で大地を踏みしめ、
目の前に広がる景色と対話しながら歩く旅で感動も異なる。
北海道の北根室では、山道などを数日かけて歩いて自然を楽しむ
「ロングトレイル」が人気を集めている。
中標津町から弟子屈町までの71,4kmを歩く旅で、
コースは中標津町で酪農を営む佐伯雅視さんが手弁当で6年かけて整備した。
北海道の大自然を楽しむには、人間が持っている二本の足で踏破する
歩くたびこそ、もっともふさわしいとの信念でつくったコースである。
2011年秋に完成し、今では約3000人がロングトレイルを楽しんでいる。
ロングトレイルコースは全国に18箇所あるが、
「北根室ランチウェイ」は整備の良さや丁寧な道しるべなど評価が高い。
かつて「モーレツからビューティフルへ」というフレースがあったが、
「ビューティフルから大地を踏みしめて」という流れなのか?
http://www.kiraway.net/05howtowalk.html
北根室ランチウェイ
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