「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年8月10日月曜日
マッチをサンキューベリーマッチ
40数年ほど前、喫茶店に入るとその店のマッチをもらうのが楽しみだった。
いろんな形やデザインのマッチ箱があって、
タバコを吸わないのにマッチをもらって帰ったりした。
ところが、マッチ箱というのを長いこと目にしていない。
お盆で墓参りに行っても、線香への着火はライターで済ませている。
会社の応接室などにも広告マッチが置いてあったのに今は見かけない。
マッチの擦り方はおろか、マッチの存在さえ知らない子も多い。
そんな中、兵庫県の姫路信用金庫は粗品にマッチを採用したところ、
需要が高まるお盆を前に評判は上々だとか。
神戸市にある日本燐寸工業会によると、
140本入りサイズのマッチを金融機関の支店単位での発注は40年ぶりという。
箱から取り出し、擦って着火した時の独特の匂いと炎の輝きに胸が鳴り、
軸が燃え尽きないうちに火を移すというドキドキ感が刺激的だ。
火遊びはご法度だけど、高揚する心は多くの子どもに味わってもらいたい。
http://www.match.or.jp/index.html
マッチの世界
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