「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年8月1日土曜日
暑気払いにシャモゲタン
しゃもという鶏は漢字で軍鶏と書くことから、闘鶏用かなと思っていた。
ニワトリだから卵も産むし、しゃも鍋のように食用としてもおなじみだ。
さつま若しゃも(鹿児島県)、伊予路しゃも(愛媛県)、近江しゃも(滋賀県)、
駿河シャモ(静岡県)、タマシャモ(埼玉県)、奥久慈しゃも(茨城県)、
それに青森県の青森シャモロックなど全国にいろんなしゃもがいる。
地産地消なりブランド化なり、あの手この手での販売合戦が繰り広げられ、
肉質そのもののすばらしさとともに、調理法、食べ方などもPRされる。
その中で茨城県の奥久慈しゃもに「シャモゲタン」というメニューが加わった。
言うまでもなく韓国を代表する鶏の煮込み料理であるサムゲタンをヒントに、
茨城県大子町の特産品販売室や奥久慈しゃも生産組合などが協力して考えた。
水で煮込んだ奥久慈しゃもに、米やユバ、ニンニク、リンゴ、クレソンなど
大子産の素材を加えて仕上げる。
さらに漢方の材料になる漆の枝を入れて、薬膳の効果も持たせたという。
寒い冬はもちろんだが、本場韓国では夏バテ予防にサムゲタンを食べることから
暑気払いにもとシャモゲタンのPRに熱が入る。
http://www.town.daigo.ibaraki.jp/page/page001631.html
シャモゲタン
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