「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年8月11日火曜日
ひと缶で25%バック
過疎化、少子化に伴う人口減少で学校が閉校や廃校に追い込まれている。
学校がある地域やその学校の卒業生にとっては断腸の思いであろう。
島根県の吉賀町にある島根県立吉賀高校も入学者の減少にともなって
人的資金的に活動がさびしくなってきつつある。
そこで、吉高応援隊なるものが2013年秋に結成され支援活動を行っている。
吉高応援隊は町民有志13名からなる団体で、シンポジウムやワークショップを
開いたりして、同校の魅力アップやPR活動などを後押ししている。
このたび応援隊が目をつけたのは大手飲料メーカー伊藤園。
伊藤園には島根県浜田市産の茶葉が納入されていて、
売上の一部が吉高の活動資金に充てられる自動販売機の設置を提案した。
提案は受け入れられ、吉賀町内の20箇所を目標に自動販売機設置が進んでいる。
企業としては自社製の製品が売れ、地元の吉高は売上の25%が活動費になる
という仕掛け。
なかなか頭のいい人がいるものだ。
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=554290004
自販機使い吉高支援
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