「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年10月12日水曜日
ひっぱりうどん
茹で上がったうどんを釜や鍋からすくいあげて、
そのまま納豆やサバ缶などで作ったタレで食べるという作法。
これを山形県の内陸部では「ひっぱりうどん」と呼んでいる。
釜揚げうどんなども器からすくいあげて食べるので、
ひっぱりうどんならではの特徴があるのかなと調べてみても、
強いて言えば、器から丼にうどんを引きずるようにすくうとある。
引きずるようにという表現が微妙だが、まあ細かいことは良しとしよう。
このひっぱりうどんが、先日行われた「全国まるごとうどんエキスポ2016
in秋田・湯沢」に初めて出展された。
同エキスポは、讃岐うどんや稲庭うどんなど全国に名が知れた19のうどんが
味を競う大会で、今回は秋田県湯沢市で開催された。
あいにくグランプリには手が届かなかったが、
山形の庶民の味をPRするにはいい情報発信の舞台となったのかも?
ひっぱって食べるという作法より、サバ缶、シャケ缶、ツナ缶など、
缶詰との相性がいいおもしろいうどんである。
http://udonexpo.net/udon.html
全国まるごとうどんエキスポ2016
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