「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年10月26日水曜日
生徒目線の校長ブログ
会社であれば社長、学校であれば校長先生というののは、
やや近寄りがたいところがあって、尊敬すれど親交なしという傾向にある。
兵庫県三田市の県立三田西陵高校の丹後政俊校長は、
前任の篠山東雲高校の校長の頃にブログを始めた。
始めた理由は、保護者から「生徒の学校生活の様子を知りたい」という
要望に応えるためである。2012年4月のことである。
それから三田西陵校へ赴任後も休日を除いて毎日更新している。
タイトルは「校長先生絶こうちょう」と、なかなかふるっている。
内容も、生徒から借りて読んだ本の感想とか、宇多田ヒカルの歌の歌詞に
気付かされたことなど、写真入りでつづられている。
生徒の学校生活もだが、自らおっさんと呼ぶ校長本人の人柄が伝わってきて
読んでいてほっこりとした気分になる。
時には、「校長のような頼りない人でも、社会人生活を送っているのが
『人生何とかなる』の見本。自信を持って試験に臨んで」
というような諭しのメッセージもあり、元気をもらえる。
月刊アクセス15000というから、まさに絶好調だ!
http://dmzcms.hyogo-c.ed.jp/sandaseiryo-hs/htdocs/?page_id=151
校長先生絶こうちょう
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