「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年10月20日木曜日
車と生活行動
昨日も「ぐんま」の話題だったが、今日もぐんまを、もうひとつ。
パーソントリップ調査(PT調査)というのがある。
一定の調査対象地域内において「人の動き」(パーソントリップ)を
調べるもので、交通の実態調査としては最も基本的な調査の一つ。
群馬県では昨年PT調査を行ったが、県民の8割が移動手段に車を利用し、
その中の4人に1人は100メートル未満の移動にも車を使っている。
100メートルだったら、歩いても1~2分だろうが、身体的に不自由とか、
坂道がきつい、荷物を持たないといけないなど何らかの理由があるのか。
さらに移動距離が300~500メートルになると、車での移動が5割にアップ、
当然のことながら距離の長さに従って徒歩や自転車での移動は減った。
もっと細かく調べないとわからないが、買い物とか日常の用事は
100m未満でも車で済ませるものの、ウォーキングやジョギングで
1日に数キロを健康づくりのために自力で行っている人もいるだろう。
何らかのハンデがない限り、100メートル未満は自力で移動するのが、
健康のため、そう、地球の健康のためにはいいのでは?
http://www.mlit.go.jp/crd/tosiko/pt.html
PT調査
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