「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年10月14日金曜日
瓜生岩子を顕彰
幕末の国内最大の内線である戊辰戦争で、戦火は会津藩若松城下に及び、
その凄惨な戦いの中で、敵味方の区別なく負傷者を救護する女性がいた。
女性の名は瓜生岩子。今日の日本社会福祉の礎を築いたといわれている。
岩子の功績や信念をあためて掘り下げ、顕彰しようという男性がいる。
東京都在住の福島一雄さんで、生まれ育った東京浅草で遊んでいた頃から、
浅草寺の左手にたたずむ瓜生岩子の銅像に親しみを感じていた。
小学校の修身では岩子の生涯を学んだという。
その記憶が頭に残っていて、後年岩子に関する記事を新聞で読んで、
改めて感銘を受け、瓜生岩子を讃える会を2007年に立ち上げ会長となった。
会員は会長である福島さん一人だが、功績をまとめた資料を配布したり、
岩子を顕彰する歌を作詞するなど地道な活動を行っている。
今までまったく光が当たらなかった人物やスポットが、にわかに脚光を
浴びることもある。
岩子と同じ会津の新島八重も大河ドラマに取り上げられなかったら、
埋もれたヒロインのままであった可能性は高い。
福島さんのように全国にはマイ・ヒーローにはまっている人も数多い。
http://yae-sakura.jp/aizuhaku/column07
瓜生岩子
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