「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年4月6日木曜日
愛が出発する
福井県敦賀市疋田愛発(ひきたあらち)地区では愛発小中学校が廃校となり、
愛発という由緒ある名前の存在感が薄れつつある。
古代の日本で畿内周辺に設けられた関所のうちで、特に重要な関所を
三関とか三国之関なとと呼んだ。
その三つの関所とは、美濃国の不破の関、伊勢国の鈴鹿関、それに
越前国の愛発関である。
それだけ歴史のある愛発という名前を末永く遺す手だてはないか、
ということで矛先が向けられたのが、JR新疋田駅。
新疋田駅は北陸線ができた1957年10月にできた駅で、
名前に「新」が付くのは、旧北陸線に疋田駅があったから。
中京や関西方面からの多くの特急列車が行き交うので、
撮り鉄には聖地とされる絶好の撮影スポットでもある。
このJR新疋田駅をJR愛発駅にしようと署名活動が行われ、
多くの署名が集まったので地区民の総意をJRに要望していくという。
”愛が出発する”駅は誕生するか?
http://historia.justhpbs.jp/hitirihan.html
愛発関
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