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2015年3月11日水曜日

つながって、ひろがって。


東日本大震災から4年目にあたる今日、いろんなメディアが特集番組を組んでいる。
昨年の秋頃に新聞で報道された記事にこんなものがあった。


震災によって壊滅的な被害を受けた岩手県大槌町の津波で流された住居跡に、
3本の稲がすくすくと育っていき、2011年秋には穂をつけた。

地元では奇跡の復興米と呼んでありがたがるとともに、
遠野市のNPO法人「遠野まごころネット」が復興のシンボルとして種もみを増やしてきた。


その種もみを、昨年の2月に大阪府富田林市の住民たちが1Kgほど譲り受けた。
富田林市の住民たちは、震災後から大槌町の支援を行ってきた。

譲り受けた種もみを富田林市の農家の水田に植えたところ、
ぐんぐん育って秋には150Kgを収穫するにいたった。

品種は寒冷地に適したひとめぼれで、温かい富田林の田んぼではひと月ほど早く実った。
そのぶん雀にも狙われたが、住民は爆竹を鳴らしたりして米を守ったという。
収穫した奇跡の復興米150Kgのうちの50Kgは種もみとして小学校などに配った。

わずか3本、生き延びた米の命が人のつながりによって守られ、
さらに大きなひろがりの輪になっていく。

http://tonomagokoro.net/archives/53197
大槌復興米

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