「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年7月31日金曜日
ダリになりきって無料
サルバドール・ダリといえばシュールレアリスムの巨匠として、
風貌も作品も見る人の目と頭を圧倒してしまう。
ダリの作品を一堂に集めた福島県北塩原村の諸橋美術館では明日8月1日に
「ダリの国!情熱のスペインパーティ」を開催する。
当日は、ダリのようなつけヒゲをして、当館のアンケートに答えた人は
美術館の入館料が無料になるという特典がある。
会場にはダリもどきの人であふれることであろう。
さらに当日は「青空ランチ」と銘打った食のイベントも開かれる。
パエリアコンクール国際部門で6回優勝した埼玉県川越市の「すぺいん亭」の
パエリアやチュロスを先着1000人にふるまうという太っ腹な企画も。
集客に工夫を施すのは何も一般の商店だけではなく、
美術館、コンサートホールなど芸術分野でもあの手この手の戦略が必要だ。
ダリは金の亡者といった悪評も残しているが、
あまりに戦略に走り過ぎると評価が著しく下降していくのでご用心。
http://www.minyu-net.com/news/topic/150730/topic3.html
諸橋近代美術館の「パーティー」
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