「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年10月19日月曜日
風景を身にまとう
先日、熊本県阿蘇の「草泊まり」について紹介したが、もう一つ阿蘇ネタを。
阿蘇山を中心に外輪山が取り巻き、草千里などの広大な草原があり、
阿蘇は九州屈指の景勝地である。
この雄大な景色を身にまとうというコンセプトはなかなかステキである。
では何を行うのかというと阿蘇の風景をあしらった服に身を包んで、
田んぼに設けたランウエーを歩くというファッションショーだ。
阿蘇の草花をあしらったドレスだったり、野焼きや牛の放牧風景などを
プリントしたTシャツを披露したり、開放感たっぷりの企画。
企画したのは全国の女性農業者でつくるNPO法人「田舎のヒロインズ」。
見慣れた風景を身にまとって、地域の美しさを再認識できたといった
コメントもあったが、ファッションは風景の一部であり、
風景もファッションの一部になるという発見がおもしろい。
https://kumanichi.com/news/local/main/20151011001.xhtml
「阿蘇」を着る…田んぼでファッションショー
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